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キューウェル横浜FMが早くも今季初黒星…福岡MF紺野和也が決勝弾、昨季完敗の借り返す完封勝ち!!

ゲキサカ / 2024年3月1日 22時15分

FWアンデルソン・ロペスは無得点に終わった

[3.1 J1第2節 横浜FM 0-1 福岡 日産ス]

 J1リーグは1日、第2節を各地で行い、アビスパ福岡が横浜F・マリノスを1-0で破った。昨季は0失点6失点と大苦戦した相手に対し、MF紺野和也の先制ゴールを守り切って完封勝利。敵地で今季初白星を手にした。一方、横浜FMは開幕2試合目で早くも今季1敗目を喫した。

 横浜FMはハリー・キューウェル新監督のもと、開幕節で東京Vを劇的な形で下して迎えるホーム開幕戦。引き続き4-3-3の布陣を採用し、東京Vから加入のDF加藤蓮がJ1デビューを果たした他、MFナム・テヒとFWヤン・マテウスも今季初先発となった。対する福岡は開幕節の札幌戦(△0-0)から先発1人を入れ替え、DF小田逸稀に代わってDF湯澤聖人が今季初先発。4-4-2の布陣で横浜FMにプレスをかけつつ、自陣では5-3-2で守る戦術で挑んだ。[スタメン&布陣]

 先にチャンスを迎えたのはホームの横浜FM。前半5分、ヤン・マテウスが右に開いてパスを受け、ペナルティエリア右を駆け上がるMF山根陸にパスを渡すと、クロスにFWエウベルが飛び込む。力強く首を振って合わせたが、惜しくも左に外れた。対する福岡も同9分、MF重見柾斗のパスカットからカウンターを仕掛け、左を攻め上がったFW岩崎悠人のクロスにFWウェリントンが反応。ヘディングシュートはGKポープ・ウィリアムに阻まれた。

 さらに福岡は前半13分、低い位置でのボール奪取から今度は右サイドでカウンターを仕掛け、MF紺野和也が左足で狙うも、枠を捉えることができない。同17分には横浜FMにビッグチャンス。自陣でボールを回収したMF喜田拓也の浮き球パスにエウベルが抜け出し、カットインからミドルシュートを放ったが、クロスバーに弾かれた。

 横浜FMは前半22分、エウベルが獲得したゴール正面からのFKをヤン・マテウスが左足で狙うも、左ポストをかすめる。福岡は同30分、古巣対戦となったDF上島拓巳の不用意なパスミスをかっさらうと、紺野の持ち上がりから右サイドを駆け上がった湯澤がクロス。ウェリントンのヘッドはまたもポープのスーパーセーブに防がれた。横浜FMは同38分、ヤン・マテウスの右CKからナム・テヒが決定機を迎えたが、福岡GK永石拓海が阻止。スコアレスで前半を終えた。

 横浜FMは後半からシステムを4-2-3-1に変更し、山根がボランチの一角へ。開幕節に続いて試合途中で布陣を変えた。すると後半1分、さっそく分厚い攻撃を仕掛け、右サイドを上がったDF松原健のクロスからエウベルがヘッド。だが、これも枠を捉えられない。

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