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[MOM938]全日本大学選抜FW内野航太郎(筑波大)_全韓國大学選抜を絶望に落とす2発で文句なしのMVP

ゲキサカ / 2024年3月25日 0時36分

2得点を決めた全日本大学選抜FW内野航太郎

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[3.24 大学日韓定期戦 韓国0-2日本 安養総合運動場]

 ライバル・全韓國大学代表を絶望へと追いやったのは、1年生FW内野航太郎(筑波大=横浜FMユース)の圧巻2発だった。

 昨年の関東リーグでは、1年生ながら複数得点を重ねて得点ランキング3位に入った。U-20全日本大学選抜として参加した第38回デンソーカップチャレンジサッカー福島大会では初戦でハットトリックを達成。昨年の大学サッカーは1年生の当たり年といわれているが、その中でも抜きん出た結果を残し、この全日本大学選抜に選出されていた。

「全日本大学選抜がアウェーで1回しか勝ったことがないのは事前情報として聞いていました。でも自分が全韓國大学選抜と対戦するのは初めてだからフレッシュな気持ちだったし、やることは変わらず点をとることだけっていうところを意識していました」

 日本以上に“日韓戦”に重みを持つ韓国にとって、なんとしてもホーム2連敗は避けなければならない。ある種、独特な雰囲気の中で行われたこの試合で、スコアレスで折り返しながらも日本はチャンスを作りながら試合を進めた。

 内野も序盤の8分と35分に訪れた決定的なチャンスをモノにすることができなかったが、「外すことには慣れていますし、ストライカーである以上、たとえ外しても1点取ればOK。そういう気持ちでいるので、ネガティブな気持ちにはならずにやっていた」と気持ちを切らさずに残り45分の戦いを迎えていた。

 すると“フィーリング”がピタリとはまったという後半11分、DF根本健太(流通経済大3年=東京学館高)がヘディングで折り返したボールを頭で叩き込み、先制点を決めた。「根本くんは当たりが強いので、CKは絶対に脅威になると思っていた」という予感どおりのセットプレーからの先制点。「相手のマークは厳しかったけど、そのタイミングで相手がボールウォッチャーになったのもよかった」と納得のいくゴールゲットになった。

 そして後半31分にも内野らしさ溢れる追加点が生まれる。FW中川敦瑛(法政大3年=横浜FCユース)がスルーパスに反応してエリア内に入るとみるや、タイミングよくスペースに走り込む。「ノブくん(中川)が抜け出したとき、自分があそこに走るのはマスト」。味方の動きとスペースを連動させてゴールを狙う、いかにも内野らしい動き出しに相手GKは文字どおり手も足も出なかった。

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