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U-23日本代表FW染野唯月が圧巻2発! 東京Vは2点ビハインドから後半ATに追いつきドロー…京都は今季2勝目ならず

ゲキサカ / 2024年3月29日 20時58分

FW染野唯月(右)が後半2ゴール

[3.29 J1第5節 東京V 2-2 京都 味スタ]

 J1リーグは29日に第5節を行った。東京ヴェルディと京都サンガF.C.の対戦は、2-2のドロー。東京Vは前半に2失点を喫したが、後半35分にFW染野唯月がPKで1点を返す。後半アディショナルタイムに2点目を沈め、引き分けに持ち込んだ。

 J1昇格後、いまだ未勝利の東京Vは4-4-2の布陣を敷く。ここまで先発出場のFW山田楓喜、FW木村勇大はレンタル元の京都と対戦するため出場できず。GKはマテウス、4バックは左からDF深澤大輝、DF谷口栄斗、DF林尚輝、DF宮原和也。2ボランチはMF見木友哉とMF森田晃樹。左サイドハーフはMF翁長聖、右サイドハーフは今季初先発のMF松橋優安。2トップは今季初先発のFW山田剛綺とU-23日本代表・染野が並んだ。

 今季2勝目を狙う京都は、MF金子大毅が負傷し、DFアピアタウィア久が前節退場で出場停止処分に。4-1-2-3の布陣を敷き、GKはク・ソンユン、4バックは左からDF佐藤響、今季初先発のDF宮本優太、DF麻田将吾、DF福田心之助。アンカーにU-23日本代表MF川崎颯太、左インサイドハーフにMF松田天馬、右インサイドハーフにMF武田将平。前線3人は左からFWマルコ・トゥーリオ、原、豊川が入った。[両スタメン&布陣]

 京都が序盤からペースを握った。前半3分に宮本からトゥーリオが最前線にパスを通し、最後は豊川がゴールネットを揺らす。豊川にオフサイドが認められ、ノーゴールとなったが、その後も東京Vのゴールを脅かし続けた。

 すると、前半22分に京都が先制する。CKの流れから一度は大きくクリアされるが、宮本がピッチ中央付近から大きく蹴り出すと、PA左手前で豊川が胸トラップから豪快な右足シュート。真芯を捉えた弾道はクロスバーを強打し、地面を叩きつけながらゴールラインを割る。京都が待望のゴールを奪った。

 先制から4分後、京都はすかさず追加点を手にする。右サイドで武田がドリブル突破。原のクロスは一度クリアされるが、ピッチ右の内側で松田がボールを収める。PA右にめがけてスルーパスを通すと、原が右サイドからするりと進入。右足シュートをゴール左に突き刺し、2-0と点差を広げた。

 追いかける東京Vだが、シュートはゴール枠内を捉えないまま前半で1点を返せない。京都が2-0のリードで前半を折り返した。東京Vはハーフタイムで2枚替え。翁長と山田剛を下げ、MF齋藤功佑とMF稲見哲行を投入する。4-3-3のシステムを敷き、齋藤が右ウイング、稲見は右インサイドハーフへ。見木が左インサイドハーフ、松橋は左ウイングに移動した。

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