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「ロス五輪への推薦状」第15回:“ストライカーの名産地”立正大淞南から新たな素材。新2年生FW若槻大雲が類まれな得点能力を発揮中

ゲキサカ / 2024年4月3日 7時15分

 幼少の頃から憧れていた淞南に入学してからは、ストライカーとしての成長速度は加速していく。孤軍奮闘することが多かったこれまでとは違い、中盤には同じく下級生から出場機会を掴むMF豊田寛太(新2年)など実力者がいる。良いパスがたくさん出てくるため、ゴール前を抜け出す回数が増えた。

 また、フィジカルトレーニングに取り組むようになったため、スピードもアップ。強度の高いスプリントを繰り返した中国新人大会でのプレーからは、成長の跡を感じさせた。現在は更なるレベルアップを目指している最中。「課題はフィジカル。強さがないので裏に抜け出しても弱くて飛ばされたり、行き切れない。フィジカルをしっかり鍛えて、力強い選手になりたい」と口にする。

 昨年度の選手権は1年生ながら、数少ない下級生として登録メンバー入り。初戦の前橋育英高校戦は後半アディショナルタイムからの途中出場ながらも、全国大会デビューを果たした。2年目を迎えた今季はすでにエースとしての自覚は十分。「自分が点を取らないと勝てないと思うので、もっと点を取りたい。自分が点を決めてチームを勝たせて、日本一になりたい」と意気込む。全国大会でも類まれな得点能力を示すことができれば、Jリーグや世代別代表など先のステージも自然と見えてくるだろう。

(取材・文 森田将義)

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