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広島ユースが2連覇に向けて好発進!! プレミア初参戦・帝京長岡は「もっと勇気を持って」次戦以降に臨む

ゲキサカ / 2024年4月7日 18時17分

 帝京長岡は勝ち点獲得を目指して懸命に攻め込んだが、試合終了間際の43分、広島はボールを奪ったDF小谷楓河(3年)が前線にロングパス。相手が処理を誤ったボールをMF小林が奪ってGKと1対1になり、今度はしっかり決めて2-0として勝負を決めた。

 昨年、2年ぶり6回目の優勝を果たした広島は今年度の3年生のうち、MF中島洋太朗が昨年9月、FW井上愛簾とDF木吹が今年4月に、早くもプロ契約を締結。中島と井上愛は同日に行われた明治安田J1リーグ第7節・湘南戦で控えメンバーに入ったために不在で、加えて負傷者がいることもあり、野田知監督が「急造のような布陣」と語る陣容で臨んだ。

 野田監督は「試合内容や、2-0の状況での試合の終わらせ方などに課題が出たので、もっと突き詰めてやっていく必要がある」と指摘したものの、苦しみながらも白星スタート。「ここにいる選手でよく頑張って、勝利をつかんでくれてよかった」と評価した。
 
 今年度がプレミアリーグ初参戦の帝京長岡は、GK小林など守備陣の奮闘で接戦に持ち込んだが、勝ち点は獲得できなかった。古沢徹監督は「この強度の試合に慣れていかなければダメ。もっと勇気を持って相手の前でボールを受けるプレーを、90分間の中で少しずつ増やしていきたい」と課題を指摘し、「開幕戦で素晴らしい相手とやらせていただき、自分たちの指針、来週に向けて何をするかを、もう一度考え直させてもらった」と今後を見据えた。
 
 新潟からWESTに参入したため、この日のような広島や、鹿児島の2チーム(神村学園高、鹿児島城西高)とのアウェーでの対戦は、移動も含めてタフな戦いとなる。「試合を重ねるごとにチーム力を上げていかなければいけない」と語った主将のDF山本圭晋(3年)は、「いろいろな人が携わってくれているので、少しでも良い報告ができるように、ひたむきに日々練習して結果を出したい」と初めての挑戦に意気込んでいた。

(取材・文 石倉利英)
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