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[MOM4661]川崎F U-18FW香取武(3年)_新9番、躍動!抜け目ない逆転弾でアカデミーを代表する「U-18のストライカー」の仕事完遂!

ゲキサカ / 2024年4月8日 19時23分


 2年生だった昨シーズンのプレミアリーグでは前半戦こそスタメンで起用される試合もあり、市立船橋高(千葉)や横浜F・マリノスユース(神奈川)相手にもゴールを奪うなど、存在感を高めていったものの、一転して後半戦はなかなか出場機会を得られず、浮き沈みのある1年を過ごすことになる。

 それでもハイレベルなリーグ戦での経験は、確実に自身の視座を上げてくれた。「去年はケガだったりコロナだったりで、自分にとって試練となるようなことが多くて、本当に苦しい時期もあったんですけど、自分の力を発揮する武器の出し方というか、力の発揮の仕方は緊張感のあるリーグ戦を通してできるようになりました。その中でも試合に出るためにどう練習に励んでいくかというのをしっかり考えていたので、それをこの1年間の結果でしっかり証明していきたいなと思います」。

 ストライカーのスタイルとしては万能タイプ。「裏への抜け出しだったり、ゴール前でのアイデアだったり、そういうところは見てほしいですし、スピードも自分の武器だと思います」と口にしながらも、レバンドフスキや大迫勇也を参考にしながら、ボールを収める部分にも強みを発揮している。

 加えてアカデミーの取り組みとして、今年に入って全カテゴリー合同のポジション別練習が実施された際には、かつてトップチームで活躍していた矢島卓郎・U-15等々力監督や黒津勝・U-12コーチにフォワードとしての指導を受けたことも、小さくない刺激になっているようだ。

「2人とも元プロの選手で、動きの質も全然違うので、自分の考えになかった新しい動き方を学びました。特にボールの持ち手と受け手の意志の疎通は一番大事なところで、そこの関係だけで、パススピードの速さだけで、ディフェンスラインを剥がすことができるということを学んだので、そういう関係性は意識してやっていますね」。

 一緒にボールを蹴ったU-12のカテゴリーの選手から見れば、“U-18のストライカー”は憧れの存在。「ジュニアの子たちもそういう目で見ているので、『いいものを見せなきゃいけない』というプレッシャーもありますし、背中を見せるのは大事だと思います」。その役割が担う意味も、香取はしっかりと自分の中に刻み込んでいる。


 新しく渡された背番号も、意気に感じていないはずがない。「今までは7番とか11番を付けてきていて、今回は9番という番号で(岡崎)寅太郎選手の後ということで、プレッシャーはありますけど、それを自信に変えて頑張っていきたいです」。そのためにも今季のプレミアで求めるのは、もう結果一択だ。

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