細谷真大はU-23日本代表で背番号変更…柏と同様の19番着用へ「レイソル代表という思いもある」

FW細谷真大

　世代をけん引してきたエースの復活は近いかもしれない。U-23日本代表FW細谷真大(柏)はパリオリンピックアジア最終予選に向け、調整を続けている。「思った以上に暑くもないし、いいコンディションのなかでいいトレーニングができている。食事もうまく取れているし、特に問題ない」と強調した。

　これまで代表で着けてきた背番号を変えた。3月の国内合宿までは11番を着用。だが、今回から19番になった。「ちょっと変えてみようかなというのはもちろんあった。それをスタッフが決めてくれた。しっかり責任を持って戦いたい」。新たな背番号は19番。柏レイソルで着用している番号でもあり、柏の選手が背負ってきた番号でもある。

「レイソル代表という思いもある。A代表でも(中山)雄太くんや(酒井)宏樹くんが着けていた。そういうこともあり、19番にした」

　パリ五輪出場を懸けたU23アジア杯の初戦は中国。細谷は中国との対戦経験が少なく、予想はつきにくい。だが「球際の部分は強いと思う。そこは自分たちも負けないように」と分析した。

　開幕8試合を終えて、細谷はいまだJ1リーグで無得点が続く。「一番はもっと自分のチームメイトとコミュニケーションを取ること。前でのクオリティーを上げる必要がある」。何よりも得点を挙げる意識が重要だ。「得点というところに貪欲になって取りに行く」。まずは1点を挙げて、大きく勢いに乗りたいところだ。

(取材・文　石川祐介)
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