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“サッカーの街”長岡でプレミア初開催。ホーム観衆の前で躍動の帝京長岡が4-0で神村学園を下し、初勝利!

ゲキサカ / 2024年4月15日 20時32分

帝京長岡高の選手たちがプレミア初勝利を喜ぶ

[4.14 プレミアリーグWEST第2節 帝京長岡高 4-0 神村学園高 長岡NT]

 帝京長岡がホームでプレミア初勝利! “高校年代最高峰のリーグ戦”高円宮杯 JFA U-18サッカープレミアリーグ 2024 WESTは14日に第2節を行い、プレミアリーグ初参戦の帝京長岡高(新潟)と神村学園高(鹿児島)が激突。帝京長岡がFW新納大吾(3年)の3得点とFW安野匠(3年)の1ゴールによって4-0で勝ち、プレミアリーグ初白星を飾った。

 帝京長岡は新潟県中南部、人口25万人ほどの長岡市に位置している。19、20年度の全国高校選手権で2年連続3位。23年U-22日本代表のMF谷内田哲平(現京都)ら地元出身のJリーガーやFリーガー、年代別日本代表、高校選抜選手を輩出し、昨年には6度目のプレーオフ挑戦でプレミアリーグ初昇格を果たした。また、系列の長岡ジュニアユースFC(長岡JYFC)などの活躍もあり、地元の長岡市は“サッカーの街”として徐々に定着中。その長岡市でプレミアリーグが初開催された。

 この日、試合会場の長岡ニュータウン運動公園には主催者発表850人、「もっといたのでは」という声もあったほどの観衆が来場。先発選手と共に入場するエスコートキッズを長岡JYFCの小学生(親が長岡JYFC出身という2世代組も)たちが務め、ボールボーイは長岡JYFCの中学生たちが担当していた。帝京長岡の谷口哲朗総監督は試合前、選手たちに「今日は、プロになった気でやれ!」と短くメッセージ。地元の小中学生や家族、友人の前で、帝京長岡の選手たちが躍動した。

 帝京長岡と神村学園の3年生の多くは、当時1年生だった22年12月にU-16の全国大会「ミズノチャンピオンシップU-16 ルーキーリーグ」決勝で対戦し、帝京長岡が勝利している。当時の選手も数多く出場した再戦は前半6分、帝京長岡が先制する。ルーズボールの競り合いでMF水川昌志(3年)が相手のクリアを阻止。新納がDFライン背後へこぼれたボールに反応し、右足シュートをゴールへ突き刺した。開幕戦で前年王者の広島ユースに0-2で敗れた帝京長岡にとって、プレミアリーグ初得点。小学生を含めた観衆が祝福する中、新納たちが喜びを爆発させた。
前半6分、帝京長岡高FW新納大吾が先制ゴール
新納の先制点を地元の小学生たちも祝福
 互いに選手同士の距離感を縮めた形でのパス交換が特長。神村学園はパスを繋ぎながら押し返し、左SB井村知也(3年)がクロスまで持ち込んでいた。だが、帝京長岡の守りは堅い。日本高校選抜MF名和田我空(3年)にボールが入ると、帝京長岡は長岡JYFC出身で憧れの思いを持って谷内田世代らのプレーを見てきたというMF遠藤琉晟(3年)が必ずプレスバック。守備面で特に利いていた遠藤や幅広くカバーリングしていたMF香西大河(3年)、U-17日本高校選抜CB山本圭晋主将(3年)をはじめ、各選手のアプローチが速く、強度も高い。鳥栖U-18との開幕戦でシュート11本を放っている名和田に試合終盤までシュートを打たせなかった。

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