終了間際に同点→PK失敗→逆転V弾…10人の秋田が怒涛の展開で千葉に勝利!
ゲキサカ / 2024年4月21日 16時32分
[4.21 J2第11節 千葉 1-2 秋田 フクアリ]
J2第11節が21日に行われ、前節終了時点で8位のブラウブリッツ秋田は敵地で同10位のジェフユナイテッド千葉に2-1で勝利した。後半に退場者を出した後に先制を許したが、終了間際の2ゴールで見事に逆転。劇的な展開で勝ち点3を手にした。
千葉は序盤からFW小森飛絢らを中心に相手ゴールへ迫るが、チャンスを生かせずに時間が経過。前半45分には、押されていた秋田のロングスローの流れからDF蜂須賀孝治が右足で強烈なミドルシュートを打つ。しかし、クロスバーのわずか上を通過し、そのままスコアレスで前半終了となった。
ハーフタイム直前にインパクトを残した蜂須賀だったが、後半2分に2度目の警告で退場。これで千葉が獲得したペナルティエリア右脇のFKから、キッカーのDF日高大は密集の後方にできたスペースにショートパスを送る。フリーとなった小森が右足でシュートを放つも、クロスバーを越えた。
その後も攻勢を続けた千葉は後半21分に待望の先制ゴールを奪う。ペナルティエリア後方の左からMF品田愛斗が左足でクロスを送ると、セットプレーで攻め残っていたDF鈴木大輔がファーから頭で折り返し、小森がヘディングシュート。至近距離でGK圍謙太朗に止められたが、こぼれ球をMF田口泰士が押し込み、今季初得点を記録した。
10人の秋田は失点後も千葉に攻め込まれる苦しい展開。それでも終盤まで耐えると、後半45分に同点ゴールが生まれる。敵陣でのボール奪取からパスをつなぎ、ペナルティエリア手前中央のFW半田航也が左足を一閃。巻いたシュートが鮮やかにゴール左に吸い込まれ、1-1とした。
半田は投入からわずか3分で今季初得点をマーク。さらに後半アディショナルタイム4分、FW青木翔大のシュートがボックス内にいた相手のハンドを誘い、PKを獲得する。同アディショナルタイム6分、自らキッカーを務めた青木が右足でゴール左を狙うが、GK藤田和輝にセーブされた。
しかし、秋田の勢いは止まらない。後半アディショナルタイム7分、左CKからキッカーのMF大石竜平が右足でクロスを供給。中央のDF才藤龍治がヘッドでゴール右に決め、今季初得点を挙げた。
土壇場で2-1と逆転した秋田がそのまま2試合ぶりの白星をつかみ、5戦無敗(3勝2分)。敗れた千葉は4試合ぶりに黒星を喫した。
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