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[関東 ROOKIE LEAGUE]Aリーグ連覇、U-16日本一を狙う山梨学院が4-0で快勝。MF薮野壮二郎主将「日頃の練習の質をもっと高く」

ゲキサカ / 2024年4月22日 8時6分

山梨学院高は4-0で快勝。MF薮野壮二郎主将は中盤でチームを支えた

[4.20 関東ROOKIE LEAGUE Aリーグ第1節 山梨学院高 4-0 鹿島学園高 時之栖裾野G] 

 20日、関東・静岡の強豪校の1年生が90分間ゲームのリーグ戦で力を磨く「2024 関東 ROOKIE LEAGUE」が開幕した。Aリーグ第1節で前回大会優勝の山梨学院高(山梨)と昇格組の鹿島学園高(茨城)が激突。山梨学院が4-0で快勝した。

 2連覇を狙う山梨学院が好発進だ。対戦した鹿島学園は前回大会のBリーグで優勝。プレーオフを勝ち上がって関東3位でU-16の全国大会「MIZUNOCHAMPIONSHIP」に出場し、日本一を達成している。一方の山梨学院は全国大会で予選リーグ敗退。それだけに、MF薮野壮二郎主将は「(関東 ROOKIE LEAGUEの)目標はもちろん優勝で、去年、先輩たちが行けなかった全国の優勝も目指しています」と意気込んでいる。

 その初戦で山梨学院は快勝。薮野が「はじめなんで、どこも完成はしてないと思うんですよ。だから、気持ちの勝負だと思っています。アップの雰囲気でまず自分らからも盛り上げてたんで、そこが一番かなって思います」と語ったように、ムードを盛り上げて試合に臨んだ山梨学院は前半を2-0で終える。

 山梨学院はタフなCB尾形太一と183cmCB神山康介に加え、右SB藤井サリューと左SB富井悠真の両DFの守備能力も高い。鹿島学園にボールを保持される時間は増えたが、「色々なところで頼られる選手になりたいです。声でもそうですし、プレーでもどれだけ体張るかとか、そのちっちゃな気持ちのところをどうやって見せるか」という薮野らがボールを奪い取り、速攻に結びつけた。
山梨学院の左SB富井悠真がタックルを決める
右SB藤井サリューは攻守で力を発揮し、アシストも
 前半5分にオウンゴールで先制すると、16分にも尾形のFKを10番FWメアスソムナンが頭でそらす形で追加点を奪う。2-0で前半を折り返し、後半9分にもショートカウンターから3点目。FW伊藤佳太のパスからメアスソムナンがスピードを活かして一気に抜け出し、左足でゴールを破った。

 鹿島学園はMF高橋晃葵が中盤で前を向き、攻撃をスピードアップ。左サイドのMF稗田葵允が高速ドリブルで相手にプレッシャーをかけたほか、MF山根昊和のラストパスから交代出場のFW石川泰雅がシュートを打ち込むなど反撃する。

 勇気を持ってボールを繋ぎ、ゴールを目指したが、山梨学院は後半14分にも藤井の右クロスをファーサイドのMF山本朋弥が右足でゴール。その後、山梨学院はメンバーを大きく入れ替えながら試合を進める。薮野が「今年はもうみんな元気で、全員頼れるやつですね」と説明し、島村龍太コーチと軽米翔吾コーチも今年のチームのまとまりの良さやマジメさを口にしていたが、各選手が役割を全うして試合を終えた。

 山梨学院は翌21日に行われた市立船橋高(千葉)との第2節も無失点で勝ち点1獲得。薮野は「(連覇できるかどうかは、)日頃の練習の質をもっと高くして、どれだけ試合を想定できるかの練習ができるか。そこで決まると思います」。開幕2試合で感じた課題を個人、チームで改善し、次の戦いに臨む。
交代出場の選手も最後まで体を張って戦った
(取材・文 吉田太郎)

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