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プリンスリーグ東海の連勝対決、藤枝明誠vs静岡学園Ⅱは課題と収穫の1-1ドロー

ゲキサカ / 2024年4月22日 17時58分

藤枝明誠高は勝ち切れず、静岡学園高Ⅱと勝ち点1を分け合った

[4.20 プリンスリーグ東海第3節 藤枝明誠高 1-1 静岡学園高Ⅱ 藤枝明誠高G]
 
 高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2024東海は20日に第3節を実施。藤枝明誠高(静岡)と静岡学園高Ⅱ(静岡)による連勝同士の対戦は1-1の引き分けとなった。

 序盤は藤枝明誠の時間が続いた。前半1分、相手ゴール前でボールを奪ったFW平井大都(3年)がそのままシュートまで持ち込んだが、静岡学園ⅡのGK野口晟斗(3年)がストップ。7分にも中盤でインターセプトしたDF西原慧(3年)が縦パスを入れ、FW塚原豪(3年)の左クロスから平井がヘディングでゴールを狙ったが、クロスバーに嫌われた。

 以降も高い位置で粘り強い守備を続けて静岡学園Ⅱを押し込んだが、得点には至らない。前半の展開について松本安司監督はこう振り返る。「奪った後が良くなかった。高い位置でボールを奪うものだから、そのままの勢いで攻めたがっていた。行くなら質を求めたい。立ち上がりも決め切る所で決めていれば、もう1度リフレッシュした状態でできるけど、決め切れないから相手がリズムを作るとじわりじわりと押し込まれてしまった」。

 対する静岡学園Ⅱは藤枝明誠の圧力に飲まれ、自陣から思い通りにビルドアップできない。ロングボールにも手を焼き、相手エリアでの時間が作れなかったが、前半半ばから選手の配置をコンパクトに保ち、高い位置でマイボールにする場面を増やしていく。

「10分経ったぐらいから、少しずつ自分たちのサッカーができ始めて、自分や真ん中の選手たちがボールを受ければチャンスのなる回数が増えると感じていたので、そこで受けようと考えていた」。そう話すのはFW望月成真(3年)で、25分にはMF山田悠太(2年)のクロスから、FW佐々木雄基(2年)がヘディングシュート。後半11分には右サイドを仕掛けたMF神吉俊之介(2年)がゴールを狙ったが、枠を捉えることはできない。

 我慢の時間が続いた藤枝明誠も反撃に転じ、12分には塚原の仕掛けからFW水上大和(3年)が先制点を奪ったが、以降が続かず再び苦しい展開を強いられた。30分には静岡学園Ⅱが見せ場を作り、中央でボールを持った望月が左に展開。受けたDF三原夕輝(3年)が素早く縦に付け、DF提坂日葵(2年)がゴール前に速いボールを入れる。反応したのは望月。「左に出した瞬間、自分がフリーになれると感じていたので、ダッシュしたら良いボールが来たので合わせるだけでした」と振り返る一撃が決まった。以降は両者見せ場を作りながらも2点目は奪えず、勝ち点1を分け合う結果となった。

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