アントニーのPK戦後挑発ポーズに“最も嫌われている選手”が反応「僕でもこんなことはしない」

FWアントニーの行為が物議

　マンチェスター・ユナイテッドは21日のFAカップ準決勝で2部のコベントリーと対戦し、PK戦を制して決勝に駒を進めた。そのなかでFWアントニーが見せた振る舞いが現地で話題になっている。

　マンチェスター・Uは3点のリードを追いつかれるなど、カテゴリーが下の相手に大苦戦。PK戦のラストキッカーを務めたFWラスムス・ホイルンドが決着をつけるも、マンチェスター・Uの選手たちの顔に笑顔は少なかった。DFハリー・マグワイアは即座にコベントリーの選手たちのもとへ歩み寄り、健闘を讃える握手を交わしていた。

　その一方、アントニーは相手選手に向かって両耳に手をやって煽るポーズを披露。PK戦中の相手選手の行為に対するお返しともされているが、『テレグラフ』が「ひどいセレブレーション」と伝えて『BBC』は「このセレブレーションについてどう思いますか?」とファンに問いかけるなど、物議を醸している。

　この事案にブレントフォードのFWニール・モペイはX(@nealmaupay_)で、「念の為に書いておくけど、僕でもこんなことはしない」と反応した。モペイはプレミアリーグで相手選手を挑発する行為が多く悪童として知られ、ウエスト・ハムのFWミハイル・アントニオには「おそらくフィールドで最も嫌われている人物」とも紹介されている。そういった選手からの批判コメントは反響が大きく、『ザ・サン』や『デイリー・メール』といった現地メディアが相次いで取り上げる事態となった。
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