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悪夢の“スリップ”からちょうど10年…リバプールはウエスト・ハムに痛恨ドロー、優勝遠のく

ゲキサカ / 2024年4月27日 22時31分

リバプールがドロー

[4.27 プレミアリーグ第35節 ウエスト・ハム 2–2 リバプール]

 リバプールは27日、プレミアリーグ第35節でウエスト・ハムと2-2で引き分けた。スティーブン・ジェラード氏のスリップなどが発生し、苦い記憶として残る2013-14シーズンの第36節・チェルシー戦(●0-2)からちょうど10年のこの日、痛恨の結果となった。

 リバプールは中2日で迎える今節、スターティングメンバーを5人変更。GKアリソン・ベッカー、DFアンドリュー・ロバートソン、DFフィルヒル・ファン・ダイク、DFジャレル・クアンサー、DFトレント・アレクサンダー・アーノルド、MFライアン・フラーフェンベルフ、MF遠藤航、MFアレクシス・マック・アリスター、FWルイス・ディアス、FWコーディ・ガクポ、FWハービー・エリオットが先発出場した。

 前半11分、ガクポがロバートソンのクロスに飛び込むもミートできない。ただボールはファーで待つエリオットのもとへ。フリーの状態でダイレクトシュートを放つも枠の右に外れた。リバプールは同14分、自陣でパスカットされるとMFジャロッド・ボーウェンにシュートまで持ち込まれたが、アリソンがキャッチした。

 遠藤は前半30分、カウンターを仕掛けようとするウエスト・ハムMFモハメド・クドゥスをファールで止めてイエローカードを受ける。同39分、右からの浮き球をペナルティーエリア内でディアスがトラップし、最後はガクポがシュート。これは枠の上に飛んだ。同40分にはディアスがカットインして右足を振ったが、ボールは左ポストを弾いた。

 逆に前半43分、ウエスト・ハムがリバプールのビルドアップを狙う。遠藤にプレスをかけてボールを奪うとボーウェンがゴールの隅を狙ったが、アリソンの好守に遭う。それでもこれで得たCKからボーウェンがヘディングシュートでゴールネットを揺らし、ウエスト・ハムが先制した。

 ビハインドで折り返したリバプールは後半3分、ロバートソンがPA内でボールを受けるとコンパクトな振りでシュートし、早々に同点ゴールを決める。さらに同20分、左からのCKがファーに流れ、ガクポが右足を振り抜く。ボールは大きく枠を外れたが、DFアンジェロ・オグボンナに当たってゴール方向に飛ぶ。結局DFトマーシュ・ソウチェク、GKアルフォンス・アレオラとウエスト・ハムの3選手に当たりながらゴールに吸い込まれ、リバプールが逆転に成功した。記録上はソウチェクのオウンゴールとなった。

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