仙台ユースが山形ユースに3発逆転勝ち。プリンスリーグ東北で唯一無敗をキープし、首位浮上
ゲキサカ / 2024年4月30日 11時59分
これで仙台ユースが勢いづき、後半28分には3月のルヴァンカップ・沼津戦でトップチーム出場も果たしたキャプテンMF横山颯大(3年)のCKがPA外にいた齋藤へ。そして、齋藤の浮き球スルーパスに反応したのはFW櫻田彪仁(3年)。「俊輔とはお互いプレーが見えている感じがして、俊輔がボールを持った瞬間、自分に来るなと準備をしていて、ちょうど良いボールが来てどフリーだったので、決めることができて良かったです」と右脚を振り抜き、逆転ゴールを決めた。
試合終了間際には浅尾からパスを受けた齋藤が左サイドに抜け出し、齋藤からのクロスボールを門脇がゴールに押し込み、そのまま3-1で仙台ユースが勝利。同時間帯に行われた首位の青森山田高セカンドがブラウブリッツ秋田U-18に敗れたため、仙台ユースがプリンスリーグ東北唯一の負け無しチームとなり、首位に浮上した。
仙台ユースの木谷公亮監督は「入りの内容は悪くなかったのですが、カウンターで失点した後、取り乱してまたカウンターを喰らいました。失点しても落ち着いて慌てずにできたら良かったです」と前半の戦いを反省し、その上で「今日の目的は勝つことなのでしっかり逆転できて良かったです」と勝利できたことを喜んだ。
前節の聖和学園戦では左サイドバックのDF古川柊斗(2年)がゴールし、この試合は右サイドバックの門脇がゴール。仙台は現在アカデミースカウトを務める菅井直樹氏がトップの選手だった頃から、サイドバックがゴール前に上がってきて点を取るのがクラブの伝統となっている。
そうした伝統をユース選手が継承しているようにも見える。木谷監督は「まず最初にリスクマネジメントを考えるのではなく、ゴール前に人数をかけたいので、サイドバックがゴール前のエリアに入っていくことはずっと言っていて、それにプラスしてリスクマネジメントと考えています。前半はリスクマネジメントが足りなかったですが、あそこにサイドバックが行くことで点が取れます」と両サイドバックの攻撃への貢献を称えた。
ここまでの4試合、先制点を取ったことは一度も無く、必ず相手に先制を許しているが、引き分けた秋田U-18戦以外、全て逆転勝利を挙げている。「もちろん先に点を取りたいですが、これも良い経験になっています」と失点してもひっくり返すリバウンドメンタリティが醸成されている仙台ユース。昨年のプリンスリーグ東北は青森山田セカンドが優勝し、2位でプレミアリーグプレーオフに出場したが、今年は優勝でのプレーオフ出場、そしてクラブの悲願であるプレミアリーグ初参入を目指す。
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