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[プリンスリーグ中国]持ち味の得点力を発揮。岡山学芸館が2戦連続の5発で立正大淞南を下し、首位キープ

ゲキサカ / 2024年5月11日 18時29分

 懸命にゴールをこじ開けようとする立正大淞南は、29分に山田涼が右足でミドルシュートを放つもGKに防がれた。結局、次の1点を奪ったのは劣勢の時間帯を耐えた岡山学芸館で、33分に太田のパスから左サイドでフリーとなった香西が、右足で蹴り込んで5-3。その後も立正大淞南は最後まで攻め続けたものの、2点差で試合終了となった。

 第4節まで唯一の開幕4連勝で首位に立っていた立正大淞南は、初黒星を喫した前節に続く連敗で3位まで後退。特に後半、勢いに乗ったときの攻めは迫力十分だったが、4失点を喫した前半の不出来が響く結果となり、野尻豪監督は「この敗戦を、どうやって消化するか。どこかで乗り越えなければいけない」と立て直しを期していた。

 岡山学芸館は5勝1分として首位を守り、同日に引き分けた2位の高川学園高(山口)との勝ち点差を2に広げた。就実高(岡山)を5-4で下した前節に続いて5得点を挙げ、6試合の総得点18はリーグ最多と(10チーム中2チームは今節の試合を未消化)、今年度のチームの持ち味である得点力を遺憾なく発揮している。

 前節の4失点に続いて今節は3失点を喫し、高原良明監督は「守備のコミュニケーション不足や、シンプルにクリアしなければいけないところで、やり過ぎてしまって(パスをつなごうとして)失点するプレーがある」と指摘。一方で「太田と香西がしっかり前線でハードワークしてくれた」と収穫も挙げ、「やらなくてもいい失点を防げば、流れを相手に持っていかれず、ウチの良い時間帯が長く続くと思う。そこを、もっと徹底していきたい」と、より高いレベルへの進化を期していた。

(取材・文 石倉利英) 


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