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「命こそ助かったものの後遺症が残り…」影山優佳さんの弟・国士舘大MF影山秀人が報告「サッカーを続けられなくなりました」

ゲキサカ / 2024年5月16日 9時21分

国士舘大MF影山秀人(左)

 国士舘大のMF影山秀人(4年)が15日に自身のX(旧ツイッター/@ROMA16CESTLAVIE)を更新し、競技としてサッカーを続けられなくなったことを打ち明けた。

 元日向坂46・影山優佳さんの一歳年下の弟としても知られる影山秀人は、暁星小、横浜F・マリノスジュニアユース、三菱養和SCユースを経て国士舘大に進学。大学ラストイヤーの今年は強い覚悟と責任を胸にオフシーズンから懸命に練習を重ねていたというが、3月のトレーニング中に意識を失い、命こそ助かったものの、後遺症が残ったことで競技としてのサッカーを断念せざるを得なくなったという。このタイミングでの公表となったのは、心の整理に多くの時間がかかったためとしている。

 影山秀人は「これまで僕を直接指導してくださった方々、応援・サポートしてくださった方々のおかげで最高のサッカー人生を送ることができました。その方々への感謝の思いを第2の人生を通して表現していきます」と伝え、「影山秀人、強く生きます!!」とメッセージを締めくくった。

以下、X投稿の全文

【サッカーを続けられなくなりました。】

これまで僕のサッカー人生に関わってくれた全ての方々へ感謝の思い、そして僕自身の現在の心境を伝えたいので拡散していただけると幸いです。

秀人(シュート)という名前で生まれ、始まった僕のサッカー人生に突然終わりがきてしまいました。

3月の練習中に意識を失い、命こそ助かったものの後遺症が残り競技としてサッカーをプレーすることができなくなってしまったからです。
波が寄せるようにやってくる吐き気が落ち着き、今これを書いています。

今年は大学ラストイヤーで自分がチームを引っ張っていく覚悟と責任をもってオフシーズンから激しいチーム練習や自主トレに取り組んできました。

マリノスJYで経験した屈辱的な過去も
高1で部員の半分が怪我人だった過去も
進路選択で周りから馬鹿にされた過去も
今シーズン活躍すればすべてを正解にできると思った。
そんな思いの中で僕のサッカー人生は突然終わりを迎えてしまいました。

まだ21歳とはいえ子供の頃から人生の全てを捧げたサッカーを失ってしまうことは簡単には受け止めきれず、このツイートをするまでにも心の整理に多くの時間がかかりました。

その一方で幸せも感じています。
僕は今生きていて人生は続く。
命を落とす可能性もあった中で意識が戻った。
そんな幸せ者の自分にできることはこれまでのサッカー人生よりも豊かな人生を送ること。

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