磐田が連敗を3でストップ…3連勝中の浦和に先制許すもMF金子翔太弾でドローに持ち込む

[5.19 J1第15節 磐田 1-1 浦和 エコパ]

　J1リーグは19日、第15節を開催した。エコパスタジアムでは、16位ジュビロ磐田と5位浦和レッズが激突。1-1で引き分けた。

　3連敗中の磐田は5試合ぶりの白星が欲しい。浦和は上位陣に食らい付くべく4連勝を狙った。試合は立ち上がりからアウェーチームがボールを握ると、前半1分にはいきなりゴール前まで迫る。右サイドをパスで崩して最後はFWチアゴ・サンタナ。しかし、シュートは枠を捉えることができなかった。

　浦和は前半25分、ペナルティエリア手前でパスを受けたFW中島翔哉が相手を一枚交わして左足でシュート。ブロックされて跳ね返ってきたところを次は右足で狙ったが、ここはGK川島永嗣に抑えられた。

　押し込まれる時間帯が続いた磐田は、FWマテウス・ペイショットをターゲットにボールの前進を図る。前半35分には、右サイドのMF松本昌也のクロスにMF平川怜が頭で合わせたが大きく外れた。

　浦和は後半11分、カウンターでボールを持ち運ぶと右サイドで受けたMF伊藤敦樹がペナルティエリア内右に流れてきたFW前田直輝にパスを通す。ゴール前に入れたボールからT・サンタナにチャンスが訪れたが、こちらも川島がしっかりと防いだ。

　さらに攻め立てる浦和。すると後半23分、左サイドでコーナーキックを得ると、中島が右足で蹴り込んだボールにDFマリウス・ホイブラーテンがうまく合わせてゴールネットを揺らした。

　先制を許した磐田は直後にMF金子翔太とDF西久保駿介を投入した。すると後半26分、右サイドのMF松本昌也が入れたクロスはクリアされるも、こぼれ球にMF上原力也が反応。豪快に左足を振ると、ゴール前で金子がコースを変えてネットに突き刺した。

　試合は終盤にかけて一進一退の攻防となるも互いに追加点は生まれず。1-1で勝ち点1を分け合った。
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