長友佑都の同点ゴラッソでFC東京がドローに持ち込む! リーグ不調の横浜FMは6戦勝ちなしでACL最終決戦へ
ゲキサカ / 2024年5月19日 17時2分
[5.19 J1第15節 FC東京 1-1 横浜FM 味スタ]
J1リーグは19日、第15節を各地で行い、FC東京と横浜F・マリノスの一戦は1-1で引き分けた。横浜FMのMFナム・テヒが前半に先制点を挙げたが、FC東京もDF長友佑都が美しいダイレクトシュートで同点。横浜FMはJ1リーグ戦6戦勝ちなし(4分2敗)で25日に敵地で行われるACL決勝アルアイン戦に臨む形となった。
ホームのFC東京はAFC U23アジア杯で脳震盪の症状があったMF荒木遼太郎が1トップで大会後初の先発復帰。DF長友佑都も3試合ぶり、MF松木玖生とDFエンリケ・トレヴィザンも2試合ぶりに先発した。対する横浜FMは6日後にアジア初制覇をかけた最終決戦を控える中でのJ1リーグ戦。前節・新潟戦(●1-3)で温存されたGKポープ・ウィリアム、DF永戸勝也、DF渡邊泰基、ナム・テヒが先発復帰した。[スタメン&布陣]
立ち上がりからアウェーの横浜FMが一方的に攻め立てた。前半5分、ヤン・マテウスのカットインシュートはGK野澤大志ブランドンの横っ飛びに阻まれたが、同8分にはMF喜田拓也のスルーパスにヤン・マテウスが大外から反応。エンリケのカバーに阻まれ、シュートまで打ち切れなかったが、右サイドから立て続けに決定機を作った。
さらに横浜FMは前半10分、今度はヤン・マテウスが出し手としてエリア内に浮き球パスを送ると、MF渡辺皓太が前節のようなボレーシュート。しかし、これもエンリケのブロックに阻まれた。
一方のFC東京は同13分、MF高宇洋が自陣でセカンドボールを力強く収めると、松木が喜田のファウルを受けて転倒。イエローカードを出させた。その後はFC東京が徐々にプレッシングの位置を高めに引き上げたことで、横浜FMのパスコースを限定できるようになり、一時は押し込み気味に試合を進めた。
それでも前半25分、先に試合を動かしたのは横浜FMだった。DF松原健が果敢なインターセプトからボールを持ち上がり、右サイドを攻め込むと、ヤン・マテウスが渡辺とのワンツーからカットイン。最後は左に送り、FWエウベルが相手を引きつけながら斜め後ろにパスを渡すと、エリア外のナム・テヒがコントロールシュートを右隅に打ち込んだ。
そんな横浜FMだが、前半32分にはヒヤリとするアクシデント。自陣で浮き球を処理しようとしたDF上島拓巳と渡邊の頭同士が激突。2人ともピッチに倒れ込んだまま浮き上がらず、ドイツから派遣されこの日が初出場となったザシャ・シュテーゲマン主審がすかさずプレーを止めた。上島は流血のためテーピングを巻いて継続出場。渡邊は脳震盪の疑いのため、MF山根陸が投入され、喜田がCBに回った。
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