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[関東]アジアの戦いから帰ってきた筑波大FW内野航太郎「あいつを呼べば点を取るよなというブランドを作り続けたい」

ゲキサカ / 2024年5月19日 20時19分

PKを決めて一矢報いたFW内野航太郎

[5.19 関東大学L1部第5節 駒澤大2-1筑波大 駒澤大玉川C]

 後半35分にFW内野航太郎(2年=横浜FMユース)がPKを決めて1点を返した筑波大だったが、序盤で喫した2点のビハインドを跳ね返すことはできなかった。主将DF福井啓太(4年=大宮U18)が怪我の影響で欠場するなど、来週行われる天皇杯1回戦の明治大戦に向けても、不安を残す今季初黒星となった。

 内野にとってリーグ戦の出場は開幕戦以来となっていた。その間、カタールで行われたAFC U23アジアカップ2024にU-23日本代表の一員として参戦。準々決勝のカタール戦で得点を決めるなど、アジア王者としてのパリオリンピック出場権獲得に貢献した。

 アジアの戦いでは「これまで経験したことのない緊張感」を味わうことができたという。「日の丸の重みは比べ物にならなかった。だからこっちではかなり余裕を持ってプレーできている。ただU-23日本代表という肩書で見られると思うので、名前負けしないように、結果で周りに認めてもらえるような活躍がしたいと思います」。精神的にも一回り、たくましくなったようだ。

「オリンピックは自分にとって大きいもの。出られる可能性が少しでもあるなら、自分にできることを全力でやって、何とか食らいつきたい。改めてあそこに入っても通用すると思った。今回は1点しか取れなかったけど、あいつを呼べば点を取るよなというイメージを崩さないように、あいつは何か点を取るよなと思ってもらえるようなブランドを作り続けていきたいです」

 帰国してすぐに行われた5月12日の天皇杯予選となる茨城県サッカー選手権決勝に先発出場。同試合での得点はなかったが、「ゴールにどん欲に」と臨んだ1週間後のリーグ戦では、PKではあったが今季2点目となるゴールを決めた。

 しかしチームを勝利に導くことはできなかった。疲れがないわけはないが、「まったく問題ない」とそこは言い訳にしなかった内野。1週間後には明治大との天皇杯1回戦を控えることから、「去年はここで負けてしまった(1回戦でJFL浦安に敗戦)ので、自分としては一個勝って、筑波としてプロと戦いたい。チームに貢献できるように準備したい」と気を引き締めた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第98回関東大学リーグ特集

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