プレミアで“例年以上”の守備強化。鹿児島城西が4-0、被シュート1で鹿児島決勝進出
ゲキサカ / 2024年5月25日 11時45分
鳳凰はCB志田玄太主将(3年)やCB高倉拓也(3年)が身体を張って守り、セットプレーからゴールに迫るシーンもあった。だが、鹿児島城西は後半6分、重盛の縦パスでU-17日本高校選抜FW大石脩斗(2年)がDFと競りながら強引に前へ出る。最後は切り返しから右足シュートを流し込み、2-0とした。
後半6分、鹿児島城西のU-17日本高校選抜FW大石脩斗が右足で追加点。大石は4戦連発
さらに12分には、右サイドのスローインからボールを受けた柳がゴール方向へ左足クロス。これが混戦のゴール前を抜け、そのままゴールネットに吸い込まれた。畳み掛ける鹿児島城西は、13分にもこの日好フィードを見せていたCB中村慶登(3年)の縦パスで大石が抜け出し、右足で4点目。鳳凰も中盤でしなやかな動きを見せるMF南畝佑星(3年)がボールを引き出し、ラストパスまで持ち込む。だが、鹿児島城西はCB當眞竜雅(3年)やGK藤吉純誠主将(3年)を中心に隙を見せず、4-0で勝利した。鳳凰もMF南畝佑星がキープ力を発揮するなど攻め返した
後半12分、鹿児島城西左SB柳真生が左足でゴール前へボールを入れると、そのままゴールイン
鹿児島城西は4大会連続の決勝進出。過去3度はいずれも決勝で神村学園に惜敗している。今年は、神村学園と同じプレミアリーグに昇格。“高校年代最高峰のリーグ戦”で揉まれながら成長してきた。
藤吉は宿敵との決勝へ向けて、「同じリーグに上がって、同じ強度でやってるんで、(決勝では)やっぱり自分たちが奪って攻撃して、逆に相手が自分たちのプレーできないぐらい、圧倒したいと思います。必ず自分たちのサッカーをして、必ず優勝旗取りたいと思っています」と力を込めた。
プレミアリーグ昇格を果たしてくれた昨年の先輩たちは、「勝ちに対しての執念が凄い代」(藤吉)だったという。その世代は県新人戦、九州新人戦で神村学園に勝利したが、夏冬の全国大会予選決勝で惜敗。先輩たちから学んだことに自分たちの特長、プレミアリーグでの経験を加え、今年こそ、壁を乗り越える。
(取材・文 吉田太郎)
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