カプリーニ&中野嘉大の連係プレーで2発逆転! 敵地で甲府を下した横浜FCが自動昇格圏との5差キープ

横浜FCが甲府に逆転勝利

[5.25 J2第17節 甲府 1-2 横浜FC JITス]

　J2第17節が25日に開催され、4位横浜FCは敵地で9位ヴァンフォーレ甲府に2-1で勝利した。2連勝で3試合負けなし(2勝1分)とし、J1自動昇格圏内までの5ポイント差をキープ。甲府は2連敗を喫し、3戦未勝利(1分2敗)となった。

　先手を取ったのはホームの甲府。前半10分、MFピーター・ウタカが独力でペナルティエリア中央に持ち運び、左足のシュートはGK市川暉記に止められるが、そのこぼれ球をMFアダイウトンが押し込んだ。

　アダイウトンはチームトップのウタカに並ぶ今季6得点目をマーク。リーグ最少失点の横浜FCは3試合ぶりにゴールを許したものの、すぐに取り返した。

　直後の前半13分、左サイドのMF中野嘉大が左足でクロスを送り、MFカプリーニが高いジャンプからヘディングシュート。豪快に叩き込み、今季5点目で1-1とした。

　上位を走る横浜FCは同点で折り返すと、後半13分に2-1と逆転する。カプリーニがペナルティエリア右に進入し、キープから左足で柔らかいクロス。ファーの中野が頭で合わせ、今季4ゴール目を挙げた。

　その後もMF山根永遠のミドルシュートがクロスバーを直撃するなど、相手ゴールに迫った横浜FC。追加点こそ奪えなかったが、2-1で逃げ切り、2連勝を飾った。
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