[MOM4707]前橋育英GK藤原優希(3年)_「雨野颯真さんを超えるぐらいの気持ちで頑張りたい」。タイガー軍団の新守護神が超ビッグセーブでチームを救う!
ゲキサカ / 2024年5月26日 19時18分
チームを率いる山田耕介監督も「足元が上手いので、ビルドアップには彼が必要だなと思って起用しています」と言及するように、藤原のゴールキーパーとしての特徴の1つには、足元の上手さが挙げられる。ただ、聞けば納得。もともと兼任していたフィールドプレーヤーとしての能力も相当高かったようだ。
「小4ぐらいまではボランチをやっていて、小4の半ばぐらいからキーパーになったんですけど、小6の時にはFC東京のスクールのアドバンスクラスにフィールドで受かったんです(笑)。入ってからはキーパーに切り替わったんですけど」。当時のアドバンススクールで一緒にボールを追いかけていた中には、現在のチームメイトでもあるオノノジュもいたそうだ。
そんな経緯もあって、中学進学時はFC東京U-15むさしでのプレーを希望し、セレクションでも最終選考まで残ったものの、結果的に入団は叶わず。埼玉の強豪・坂戸ディプロマッツではゴールキーパーとして実力を磨き、高校は「関東の強い高校に行きたい」という希望を貫き、群馬の名門校へとやってきた。
1年時からプレミアリーグの登録メンバーには入っていたが、2年生までの2シーズンでリーグ戦の出場は1試合もなかった。なぜなら前橋育英のゴールマウスには1歳年上の先輩であり、年代別代表にも選出されていた絶対的なレギュラーの雨野颯真(早稲田大)が立ち続けていたからだ。
「雨野さんは1年の頃から国体でも一緒でしたし、2年の時は自分もプレミアのベンチにずっと入っていたので、2年間ずっと近くで見てきたんですけど、ハイボールの飛び出しとか1対1のセーブとか、それこそ安定感も含めて見習うことばかりで、そこでいろいろなことを吸収できたことが、今に繋がっているのかなと思います」。そう振り返る藤原だが、新チームが立ち上がったばかりのころは、事あるごとに“先輩”と比較されることが小さくないプレッシャーになっていたという。
「新人戦の時から雨野さんの次のキーパーということで、まずそこまで注目もされないですし、『雨野だったら止めてたんじゃないか』みたいに言われるのが本当に嫌だったんです。でも、何とか負けないように頑張ってやってきたので、今はだいぶ気にならなくなりましたし、普通にやれていますね」。このチームでプレーしている限り、その比較からは逃れられない。ならば、もうそれをエネルギーに変えてやる。吹っ切れた男は、強い。
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