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プロ入り後初の大敗を喫した柏DF関根大輝、あふれた涙の理由

ゲキサカ / 2024年5月30日 6時44分

DF関根大輝

[5.29 J1第9節延期分 横浜FM 4-0 柏 日産ス]

 試合後、悔しさで涙があふれた。柏レイソルDF関根大輝は「シンプルに悔しかった」とその理由を口にした。

 今季最多失点で屈した。柏は前半11分から横浜F・マリノスに先制を許すと、その後も立て続けに失点を重ねる。後半アディショナルタイム6分過ぎにダメ押しの4点目を決められ、0-4と完敗を喫した。

 対する横浜FMは、25日にUAEでAFCアジアチャンピオンズリーグ決勝を戦い、タイトな日程で今節に臨んだ。その相手に屈したことが悔しさを感じさせる。「移動も全然ないので、絶対こっちのほうがいいパフォーマンスを出せたはず。相手もACL決勝に出ていたメンバーもいたなかで、前半から圧倒されて…というか試合を通して圧倒された」。自らの力の無さを嘆いた。

 3-0で迎えた後半アディショナルタイム6分、味方がファウルを受けて得たFKを関根が蹴った。しかし連係が取れず、目の前でボールは奪われる。すぐさま奪い返そうとしたが、関根は体勢を崩してしまった。その流れからカウンターを食らい、ダメ押しの4点目を食らった。直後に試合は終了。そして思いがあふれだした。

「最後にFKになった場面も、もっと早くリスタートしたかった。勝つ気持ちをもっと出さないと上に行けないなと正直感じる。そういう部分で今日はあまりチームとしてパフォーマンスはよくなかった。結果もゼロだった。プロに入ってからこんな大差で負けたことはないので、悔しかった思いがあった」

 大学卒業を待たずして1年前倒しで今シーズンからプロになった。その活躍から3月から5月にかけてU-23日本代表に招集され、カタールで行われたU23アジアカップでは全6試合中5試合フル出場と躍動を見せる。「レイソルでプレーしたから前のカタールに行けた。そういう1試合が本当に大事と感じた」。短期間の激動で1試合の重みを知ったからこそ、大敗への落胆は大きかった。

 自身とチームの出来、両方への悔しさから涙があふれたという。DF立田悠悟からは励ましの声を受けた。カタールから帰国後の不調時にも背中を押してくれた先輩から「すぐ試合があるから切り替えろ」と背中を押された。試合の悔しさは試合でかき消すしかない。「すぐ試合が来るので切り替えたい」と先を見据えていた。

(取材・文 石川祐介)
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