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「みんなみたいに上手くない」横浜創英のリーダー、FW川上哲平が諦めずに“泥臭く”1得点

ゲキサカ / 2024年5月30日 19時39分

後半27分、横浜創英高FW川上哲平主将(3年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜出身)が右足で追加点

[5.27 関東高校大会Bグループ決勝 成徳深谷高 0-3 横浜創英高 ゼットエー]

 白星を大きく引き寄せるゴールだった。1-0の後半27分、横浜創英高(神奈川2)は、FW川上哲平(3年=横浜F・マリノスジュニアユース追浜出身)が貴重な追加点。相手DFの裏へ抜けたボールをGKがキャッチしようとするが、プレッシャーを掛けていた川上がブロックするDFの前に右足を出す形でシュートを決めた。

「FWとしてはああいうところは逃したらいけないところだから、しっかりボールを追って押し込むことができた。GKがちょっと出るの迷ってるなっていうのがあったんで、自分の中では『ここ、いける』と思っていました。最後まで諦めないようなプレーでやってるんで、しっかりそれが結果に結びついてよかったです」

 技巧派プレーヤーの多い横浜創英に欠けていると言われがちな、“泥臭い”プレーでのゴール。「確かにそれ(横浜創英)らしくないっていうところもあるんですけど、 そういうところももっとできるようになったら、もっともっと強いチームになると思うんで、そういう泥臭いプレーのところをインターハイに向けてしっかりと1人1人ができるように頑張っていきたいと思ってます」と川上はいう。

 そのためにも、自分が背中で見せる意気込みだ。「点のところもそうですけど、絶対タフにやるだったり、諦めなかったり、盛り上げたり、泥臭いところやったりっていうところでチーム引っ張って、こうやるんだよっていうのを背中で、声で見せていけたら」。自分は「みんなみたいに上手くない」と語るFWは、特長の強さやハードワークする力をチームのために発揮していく。

「泥臭いところでやっていかないといけないなと。そこを(宮澤崇史)監督も買ってくれるので」。この後スタートするインターハイ予選でも、前線で走って相手にクリアやロングボールを蹴らせないこと、ボールを収めること、そして決めることなど、主将は自分のやるべきことを全うして、チームを全国大会へ導く。

(取材・文 吉田太郎)

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