横浜FMホーム戦で販売された焼きそばにカビ…3日前の売れ残りを誤認識で販売、購入者は少量喫食

　横浜F・マリノスは30日、29日に日産スタジアムで開催されたJ1第9節・柏レイソル戦で、スタジアム内の飲食売店で販売した商品に一部カビが生えていたものを提供していたことを発表した。

　クラブ公式サイトによると、当該商品が販売された日時は29日午後5時から6時40分までの商品で、販売場所は日産スタジアムバックスタンド 514売店(屋号:肉バルMINATO)。販売商品は焼きそば(1個:600円)。

　事案発生について、26日に廃棄するべきであった売れ残り商品が11個、店舗内の保管用発砲スチロール製の箱の中に破棄されず保管されていたことに起因しており、保管した発砲スチロール製の箱が販売用の商品を保管するものと類似していたことから、29日の店舗アルバイトスタッフがこれを販売するものと誤認識し、このうち3個を販売したという。

　当該商品を購入した3人から販売した売店に申し出があり、今回の事象が発覚し、商品は回収された。残り8個を含めた合計11個の当該商品は発覚後に処分されている。購入した3人のうち1人が少量喫食しており、30日時点では健康状態に異常はない。クラブは今後継続的に連絡し、健康状態の確認を行うという。

　クラブは「当該商品をお買い求めいただきましたお客様におかれましては多大なるご心配とご迷惑をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます」とコメント。今後の対策として「日産スタジアムより、当該売店への検品の指導を徹底します」「今回の事案を日産スタジアム全場内売店で共有し、管理の徹底を図ります」と伝えている。
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