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初招集の佐野航大がU-23日本代表へ意気込み「正直びっくりした」18人枠の五輪で重宝されるポリバレント性も期待

ゲキサカ / 2024年5月31日 19時6分

MF佐野航大

 31日、U-23日本代表に初選出されたMF佐野航大(NEC)がオンライン取材を受けた。

 U-20日本代表として昨年5月のU-20ワールドカップを終え、昨夏にファジアーノ岡山からオランダ・エールディビジでの挑戦を決めた。初年度で公式戦31試合6ゴール3アシストを記録。これまで大岩剛監督体制のU-23日本代表入りはなかったが、パリオリンピックを目前に控えた最後の遠征でメンバー入りを果たした。

 U-20W杯ではグループリーグ敗退という悔しい結果に終わったが、大舞台でのプレーが認められ、昨夏NECからオファーを受けた。「U-20W杯が終わってから、パリはずっと目指していた」。J2リーグで頭角を現しながらも、五輪を目指すためにさらなるレベルアップを求めて海外へ。「海外で活躍したほうが選ばれる確率は上がると思った」と振り返りつつ、このタイミングでの招集は「正直びっくりしたという気持ちのほうが強い」と本音。「でもやるべきことをしっかりやれていたので、試合に出られたり、結果にも反映された。ギリギリだけど選ばれてよかった」と笑顔を見せた。

 メンバー発表が行われた30日の会見で、大岩監督は「われわれのグループでいけば6番や8番」と中盤3枚での起用を示唆した。佐野自身も「一番好きなポジションはインサイドハーフやボランチ。そこで考えてくださっていることはひとつ嬉しい」と言及。だが、今シーズンは両ウイングやサイドハーフで起用されたことや、ウイングバックやサイドバックでプレーしたこともあった。18人という狭いパリ五輪メンバーの枠のなかで、1人の選手がさまざまなポジションができることは重要。「いろんなポジションができるところは自分の強み。そういうところも機会があれば見せていきたい」と自信をのぞかせた。

 初めてのU-23日本代表になるが、「チームとして基礎的なところを徹底しつつ、ボールをつなぐフットボールをする」と印象を語る。中盤での起用には「ゴール前に入っていきつつ、守備でしっかり戻ったり、強度を出していきたい」とイメージを膨らませていた。

 アメリカ遠征を行うU-23日本代表は6月7日、11日と二度にわたり、パリ五輪出場を決めているU-23アメリカ代表と対戦する。

(取材・文 石川祐介)
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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