名門・四日市中央工は三重準決勝で敗退。個々が「認知、判断、技術」をレベルアップさせて冬へ
ゲキサカ / 2024年6月1日 6時42分
試合は延長戦でも決着が付かず、PK戦までもつれたが、3人目のキックが相手GKに阻まれ、1-1(PK4-5)で敗戦。伊室監督は「こういう流れを掴めないゲームの中で勝っていくことが、強いチームになっていくためには大事。その辺がまだ甘い。あと一歩の所での集中力の無さ、詰めの甘さがトーナメントでは出てしまう」と口にした。
MF小久保圭皓は相手の意表を突くロングシュートも
昨年のチームでエースを担ったMF平野颯汰(現日本大)のような絶対的な選手は今年のチームにいない。そのため、小久保は「チームとして一つになって戦う所を意識してやっている」と口にする。
一人ひとりが球際でしっかり戦うなどチームとしてやるべきことを徹底しつつも、個人としてのレベルアップがなければチームの浮上はない。「認知、判断、技術と今は言っている。しっかり見て間違いない判断をしよう。でも、最後は技術が大事だぞって。それを一人ひとりができれば、チーム力が上がる」。そう話すのは伊室監督で、今回の敗戦を糧にし、四中工は右肩上がりの成長曲線を描くつもりだ。
(取材・文 森田将義)
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