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ルーキーDF濃野公人が5万人国立で豪快勝ち越し弾!! 鹿島が横浜FMを破って4連勝、首位・町田に“2点差”肉薄状態に

ゲキサカ / 2024年6月1日 17時11分

 前半36分にも鹿島がビッグチャンス。中盤で佐野が渡辺との競り合いでボールを奪い、縦に持ち運んで左に渡すと、鈴木の折り返しに師岡が飛び込む。だが、ダイレクトシュートはまたも飯倉が足でスーパーセーブ。同37分には師岡のクロスに仲間が飛び込むも、右足シュートは大きく枠を外れ、立て続けの決定機を逃した。

 横浜FMは前半45分、右サイド起点の攻撃からヤン・マテウス、渡辺とつないで左に送り、井上のパスに永戸が関わると、永戸はヤン・マテウスとの浮き球ワンツーからエリア内に侵入。ワンタッチで横に渡したが、A・ロペスのワンタッチシュートは右に外れ、美しいパスワークは完結せず、そのままハーフタイムを迎えた。

 1点ビハインドの鹿島は後半開始時、師岡に代わってFWチャヴリッチを投入。名古が右サイドハーフに回り、4-4-2のシステムとなった。すると後半5分、鹿島は鈴木のスルーパスに仲間が抜け出し、飯倉と1対1の絶好のチャンス。だが、もたついたところでDF上島拓巳に詰められ、シュートまで打ち切れなかった。

 それでも後半12分、鹿島が試合を振り出しに戻した。中盤で前を向いた佐野が鋭い縦パスを送ると、高い位置を取っていた濃野が足裏でフリックし、右サイドを飛び出した名古がゴール前にクロスを配球。中では合わせられなかったが、ボールがそのままファーに流れ、鈴木が左足で突き刺した。鈴木は3試合ぶりのゴールで、今季8点目。昨季の国立ホーム開催・名古屋戦に続いてまたも聖地で決めた。

 追いつかれた横浜FMは後半17分、井上に代わってFW宮市亮を投入。直後にはヤン・マテウスの左CKをDFエドゥアルドが頭で合わせたが、早川のスーパーセーブに阻まれた。一方の鹿島は同20分、チャヴリッチのミドルシュートが飯倉の手をかすめてクロスバーに直撃。互いに見せ場を作った。

 横浜FMは後半24分、飯倉のパントキックをA・ロペスが収め、宮市がスピードあふれる突破でゴール前に侵入するが、シュートではなくクロスを選択した結果、中の味方にはつながらない。同27分にはヤン・マテウスとMF天野純に代わってFW植中朝日とMF水沼宏太が入った。

 すると後半29分、鹿島が勝ち越した。水沼のパスミスを起点にボールを保持し、左に流れた鈴木が関川からのパスを引き出すと、斜めのパスからMF知念慶がドリブルで敵陣に侵入。最後は名古がゴール前に走り込んでマークを引きつけ、その裏にパスが送られると、走り込んだ濃野が豪快に突き刺した。濃野は今季5点目。ルーキーイヤーのSBが国立を沸かせた。

 横浜FMは後半38分、渡辺と永戸に代わって慶應義塾大在籍中の19歳FW塩貝健人とDF加藤聖を投入。システムを4-4-2に変えた。ところが同39分、鹿島は途中出場MF樋口雄太のFKから関川がヘディングシュートを決め、追加点を奪った。

 苦しくなった横浜FMは後半アディショナルタイム5分、上島のロングフィードから左サイドを攻め込み、宮市のクロスを植中がヘディングで決めて1点を返した。だが、反撃はここまで。鮮やかな逆転勝利を収めた鹿島が首位の町田に再び勝ち点で並び、得失点差でも2点差に迫った。

(取材・文 竹内達也)
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