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[MOM953]東洋大DF山之内佑成(3年)_劣勢をひっくり返した“嗅覚”…「特に何も考えていなかった」動きで先制点演出

ゲキサカ / 2024年6月14日 21時40分

DF山之内佑成

[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.1 関東大学L1部 東洋大 4-1 日本大 AGFフィールド]

 終わってみれば4-1の快勝となったが、序盤は押し込まれる時間が続いた。そのなかで東洋大に勢いをもたらしたのはDF山之内佑成(3年=JFAアカデミー福島U-18)の突破だった。

 スコアレスの前半19分、東洋大が最終ラインでパス交換をするなかで左SBの山之内は高い位置にポジショニングを取る。DF梅澤魁翔(4年=大宮U18)は山之内の位置を確認すると、相手DFの背後にロングボールを送った。山之内はこれに反応して胸トラップで相手の前に入り込む。スピードアップして一気にペナルティエリア内に侵入すると、GKを引きつけてからラストパス。FW高橋輝(2年=大宮U18)が流し込んで先制ゴールとなった。

 ファーストタッチで勝負ありとなった場面だが、山之内は「たまたま良いトラップができた」と振り返り、ポジション取りについても「特に何も考えていなかった」と明かした。ただ、この“嗅覚”はチームの大きな武器となっている。

 山之内はDFながらここまでチームトップの3ゴールを記録している。本人は「ゴール前に飛び出す回数が多くなっている」と積極性が増したことを要因に挙げ、1得点2アシストに終わった昨季との違いを示した。

 このゴールを皮切りに、東洋大は4得点のゴールラッシュを披露した。山之内は後半途中からCBにポジションを移してフル出場。Jクラブへの練習参加を経て対人の強さに自信をもったといい、この試合でも相手の攻撃を跳ね返し続けた。

 ただ、東洋大は後半アディショナルタイム6分に失点し、終了目前でクリーンシートを逃した。山之内は「ゼロにこだわっていただけに悔しかった」と唇を噛みながら、7試合で2勝となっている現状を見つめて「連勝に向けてチーム全員でやっていきたい」と巻き返しを誓った。

(取材・文 加藤直岐)
●第98回関東大学リーグ特集

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