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[関東]久保建英とのマッチアップから中2日、東洋大MF新井悠太が貫録の1ゴール「これからも継続して」

ゲキサカ / 2024年6月1日 20時45分

新井悠太が後半2分にゴールネットを揺らした

[6.1 関東大学L1部 東洋大 4-1 日本大 AGFフィールド]

 MF久保建英とのマッチアップから中2日。MF新井悠太は主戦場である東洋大が行うリーグ戦のピッチで1ゴールを決める結果を残した。1-0で折り返した後半2分、MF鍋島暖歩(4年=長崎U-18)のスルーパスで裏を取った新井は、GKもかわして無人のゴールに追加点を蹴り込んだ。

 前半で相手がカウンターを受ける際に人数が手薄になることに気づいたという。自身のタオルマフラーを掲げるサポーターの目の前で決めた狙い通りのゴールに、新井も「後半はそこがチャンスになると思った。プレーで実現できてよかった」としてやったりの表情をみせていた。

「ここまでなかなかいい状態で勝てていなかったので、みんな思う部分があったと思う。でもみんな勝ちたいという思いがあったと思うけど、考えすぎないで、自分の実力を出そうと臨みました。上手くいくことばかりではないけど、個人的にもこれから継続して点が取れるように頑張っていきたいと思います」

 東京ヴェルディの内定選手として2年目を迎えている。衝撃的なデビューを飾った昨季は、昇格プレーオフに出場するなど、J1昇格に貢献した。ただ2年目の今季はJ1リーグ戦のメンバーには入れておらず、出場はルヴァンカップの2試合のみ。「なかなか1対1は作れないですし、ドリブルも相手が構えてくるので、そこを上手くやる必要があるなと感じています」。“プロの壁”を再確認している。

 だからこそ、久保の凱旋で注目集めるソシエダ戦を自信を回復させるゲームにしたかったという。「今季は自分の思ったようなプレーができていなかったので、きっかけを掴みもうと思って臨んでいた。攻撃はまだまだでしたが、守備は少しずつ良くなってきているのかなと思った」。“復調”に向けた手ごたえは感じることができたようだ。

 トップレベルで刺激しあえる仲間の存在も大切にしていきたい。「たくさんコミュニケーションを取る仲。音楽の共有をしたりしている」と笑顔で明かす東京Vで同世代のFW山田楓喜は4月に行われたU23アジア杯に出場。優勝、そしてパリ五輪出場権獲得に貢献した。またこの日の対戦相手である日本大には、高校の同級生だったFW熊倉弘達とMF熊倉弘貴の姿があった。

 新井も「負けたくない思いが強い」と意識を十分にする。「東洋大学としてはリーグ優勝を掲げている。それを目標だけにせず、現実にするためのアプローチが必要になる。個人としても去年より注目を集められる選手になりたい」。高いハードルを課すことで、大学最終学年をより飛躍の年にする。

(取材・文 児玉幸洋)
●第98回関東大学リーグ特集

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