[MOM954]東京国際大FW古澤ナベル慈宇(4年)_「自分が起点にならないと攻撃にならない」示した矜持
ゲキサカ / 2024年6月14日 22時38分
[大学サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.1 関東大学L1部 駒澤大 2-4 東京国際大 AGFフィールド]
「自分が起点にならないと攻撃にならないと思った」。東京国際大のFW古澤ナベル慈宇(4年=青森山田高)は強い責任感を持って臨んだ駒澤大戦で、持ち味を存分に発揮するパフォーマンスを披露して4-2の勝利に貢献した。
今節の相手はロングボールを中心にゴールへ迫るため、前線の選手であってもボールをロストすればそのままピンチに直結しかねない一戦だった。古澤は「自分たちもそこまでパスを回すチームではない」と東国大のスタイルを示しながら、似た戦術だからこそ自身が重要な役割を担っていることを自覚していたようだ。
古澤は東国大の鍵を握るなか、意気込み通りポストプレーで攻撃の軸になり続けた。「自分で時間を作って散らして、自分のところに(ボールが)戻ってきて自分が決める」というイメージをもって戦ったといい、それは現実となる。
1-1で迎えた後半10分、古澤が空中戦に競り勝って東国大の攻撃が始まる。MF中村拓夢(2年=柏U-18)が左サイドでボールを受けるなか、古澤はペナルティエリア内に侵入。「なんとしても」と自身のゴールで勝ち越すことを狙うと、中村のクロスを巧みにボレーで合わせてゴールネットを揺らした。まさに思い描いていた形での得点は、勝利を手繰り寄せる大きな一発となった。
古澤はこのゴールで今季4点目となり、昨季の6ゴールに早くも迫っている。チームの目標としてリーグ優勝を掲げつつ、個人としては得点王を目指すことを表明。Jクラブに練習参加した際にもフィジカル面の手応えを感じたといい、プロのレベルを体感したことで「大学サッカーでは絶対に負けちゃいけない」と覚悟も示す。東国大の攻撃を牽引するストライカーは強靭なフィジカルを武器に、ゴール量産を狙っていく。
(取材・文 加藤直岐)
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