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[関東]「あまりみんな知らないけど…」“代役”左SBで1アシスト、DF後藤康介の能力に駒澤大秋田監督も太鼓判

ゲキサカ / 2024年6月1日 22時9分

DF後藤康介(3年=相洋高)

[6.1 関東大学L1部 駒澤大 2-4 東京国際大 AGFフィールド]

 1点ビハインドで折り返した駒澤大は後半4分、左からエリア内に入ったところでボールを受けたDF後藤康介(3年=相洋高)が鋭く折り返すと、ゴール前でフリーになっていたFW鈴木心月(4年=三浦学苑高)が流し込んで、一時同点とするゴールが生まれた。

 後藤は“代役”としての出場になっていた。駒大は左SBで不動のレギュラーだったDF小林栞太(3年=鹿島ユース)が今週に入っての練習で負傷。ゲームメーカーを欠く戦いを余儀なくされていた。そこで左SBに入ったのが、これまで右SBで出ていた後藤だった。

 しかしチームはその後に失点を重ねて4失点大敗を喫した。「立ち上がりから雰囲気も良くなかった。自分を含め、3、4年が雰囲気を変えられなかったのが敗因だと思う」と責任を感じている様子の後藤は、「今年は複数失点や連続失点の傾向がある。守備から入るチームなので、守備の意識を高めていきたい」と早期の修正を誓った。

 ただチーム内の期待は高い選手だ。これまで大学選抜などへの選出歴はない選手だが、秋田浩一監督も「身体も強いし、スピードもある。FKも蹴ろうと思えば蹴れる。あまりみんな知らないんだけど、能力はうちではトップレベル」と太鼓判を押すほど。実際に1年時から1部リーグ戦17試合でプレー。2年時は怪我もあって試合数を減らしたが、それでも2部リーグで14試合に出場している。

 さらに指揮官は「ちゃんとやればJリーグに行ける選手」と、3年生ながら将来を気にかけること求めている。ただ当然、後藤自身も「プロは目指しながらやっている」と意識するところで、「まずはチームが勝つことを考えたい。自分はサイドを駆け上がったり走る部分で貢献しないといけない。そのうえで上のステージに立てるようにアピールしていきたい」と改めて思いを強くしていた。

(取材・文 児玉幸洋)
●第98回関東大学リーグ特集

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