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R・マドリー、決勝でドルトムント破って15度目の欧州CL制覇!! “現役最終戦”クロースCKからカルバハル決勝弾

ゲキサカ / 2024年6月2日 5時57分

 ドルトムントは前半41分、クロースのパスをアデイェミがインターセプトすると、横パスからMFマルセル・ザビッツァーが強烈なミドルシュート。クルトワの横っとびに防がれたが、またしてもシュートチャンスを作った。一方のR・マドリーは同44分、FWビニシウス・ジュニオールが左を抜け出したが、フンメルスに難なく対応された。前半はそのまま0-0で終了。ドルトムントは決め切れず、R・マドリーはなんとか耐え抜いた。

 後半はR・マドリーが4-3-3に布陣を変え、守備ブロックではビニシウスとFWロドリゴ・ゴエスがサイドハーフ、MFジュード・ベリンガムとMFフェデリコ・バルベルデが縦関係で中央のポジションを取り、中盤の強度を高めようと試みる。すると前半のような守勢が解消され、主に右サイドからチャンスを作れるようになった。

 一方のドルトムントも後半18分、左サイドを抜け出したアデイェミのクロスにフュルクルクがダイビングヘッドで飛び込むも、これもクルトワに阻まれた。対するR・マドリーは後半24分、左に開いたビニシウスのクロスにベリンガムが飛び込んだが、わずかに触れることができず、絶好機を逃した。ドルトムントは同27分、アデイェミに代わり、退団が発表されているMFマルコ・ロイスを投入した。

 それでも後半29分、R・マドリーがついにこじ開けた。バルベルデのミドルシュートで獲得した左CKをクロースがニアサイドに送ると、頭で合わせたのはDFダニエル・カルバハル。うまく頭をかすめてフリックすると、ボールがファーポスト脇に吸い込まれた。カルバハルはCL通算2ゴール目。2015-16シーズンのグループリーグ・シャフタール戦以来8シーズンぶりのゴールが値千金の先制弾となった。

 その後もR・マドリーが優勢を保ち、後半35分にはクロースの直接FKが枠内を襲い、GKグレゴール・コベルがなんとかかき出す。また同36分にMFエドゥアルド・カマビンガのミドルシュート、同37分にはDFナチョ・フェルナンデスのヘディングシュートも枠内に飛んだが、いずれもコベルのスーパーセーブに阻まれた。

 ところが後半38分、最後はミスで勝負が決まった。ドルトムントはDFイアン・マートセンが不用意な横パスを送ると、これがベリンガムに奪われ、R・マドリーのカウンター攻撃がスタート。ベリンガムはすかさずラストパスを送り、最後はビニシウスがフリーでネットを揺らした。同41分には現役最終戦のクロースに代わってMFルカ・モドリッチが投入され、R・マドリーのサポーターに大歓声で見送られた。

 ドルトムントは後半43分、FWドニエル・マーレンのクロスにフュルクルクが頭で合わせ、ネットを揺らしたが、オフサイドの判定でゴールは認められず。そのままタイムアップを迎え、2-0で勝利したR・マドリーの欧州制覇が決まった。
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