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“パリ世代”木村&染野がそれぞれ2発! 東京Vが連勝達成、ミシャ続投発表の最下位・札幌は守備崩壊で3連敗

ゲキサカ / 2024年6月2日 15時33分

FW木村勇大

[6.2 J1第17節 東京V 5-3 札幌 味スタ]

 J1リーグは2日に第17節を行った。東京ヴェルディと北海道コンサドーレ札幌の対戦は、東京Vが5-3で勝利。パリオリンピック世代のFW木村勇大とFW染野唯月がそれぞれ2得点を挙げた。

 12位・東京Vは前節でヴィッセル神戸を相手に3バックを採用し、4試合ぶりの白星。5月29日にはソシエダとの親善試合を行い、敗れたものの、若手起用で勢いに乗る。前節の負傷で脳震とうと診断された松橋優安が先発から外れ、MF齋藤功佑が7試合ぶりにスタメン起用となった。U23アジアカップで躍動したMF山田楓喜は疲労を考慮され、神戸戦、ソシエダ戦に続いてベンチ外となった。東京Vから札幌に加入したMF馬場晴也は古巣との初対戦となった。

 札幌は京都サンガF.C.と同勝ち点、同得失点差で最下位に沈む。0-3で敗れた前節・鹿島アントラーズ戦から先発を3人変え、DF家泉怜依が4試合ぶり、MF近藤友喜が2試合ぶり、FW鈴木武蔵が4試合ぶりに復帰。4バックを敷いた。苦境にあえぐなか、クラブは先月29日にミハイロ・ペトロヴィッチ監督の今シーズン続投を表明。また「今シーズンをクラブとミシャ監督との集大成」と退任も示唆していた。[両スタメン&布陣]


 勝利がほしい札幌は前半4分に決定機。近藤のパスを受けた鈴木がGKマテウスをかわしながらPA右に入り込む。無人のゴールに蹴り込むが、わずかに枠内を捉えなかった。一方、冷静にボールをつなぐ東京Vは8分に敵陣へ。右サイドのMF翁長聖がダイレクトで前線にパスを送ると、FW木村勇大がPA内に進入。GK菅野孝憲に倒されてPKを獲得した。東京Vは木村がキッカーを務め、ゴール左に決め切る。今季7点目で先制点を手にした。

 追いかける札幌だが、前半20分に同点に持ち込む。敵陣内での混戦から馬場がPA手前に戻すと、待ち構えたMF荒野拓馬が胸トラップから右足シュート。DF千田海人に当たったボールはそのままゴールネットを揺らし、1-1と同点にした。

 勢いを取り戻した札幌は前半30分、MFスパチョークがPA左に進入。折り返したボールを近藤が合わせるも、GKマテウスのセーブに遭った。一瞬の隙を狙う東京Vは32分に勝ち越しに成功。MF森田晃樹のスルーパスに反応したFW染野唯月がDF中村桐耶のプレスからボールをかばい、PA右から右足シュート。今季5点目で2-1とリードを奪った。

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