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死闘のPK戦は合計24人目で決着!! 常本佳吾と西村拓真もキッカー務めたセルベットが23年ぶりスイス杯優勝

ゲキサカ / 2024年6月3日 0時57分

写真は過去のもの

 セルベットは2日、スイス・カップ決勝でルガーノに0-0(PK9-8)で勝利して23年ぶりの優勝を果たした。DF常本佳吾はフル出場し、FW西村拓真は延長途中からの出場で優勝の瞬間をピッチで味わった。

 試合はスコアレスのまま延長に突入すると、レネ・ヴァイラー監督は延長後半9分に西村を投入する。それでも両チームとも得点なく、時間が経過。セルベットは控えGKのジョエル・マルを送り込んでPK戦を迎えることになった。

 PK戦は大会史に残る激闘になる。両チーム2人目までが成功するなか、先攻のセルベットは3人目のキッカーとして西村が登場する。西村はグラウンダー性のボールをゴール中央やや右寄りに蹴り込んだが、GKに防がれた。痛恨の失敗かと思われたが、GKがキック前にゴールラインを飛び出していたためやり直しに。今度は左隅に蹴ると、ボールはGKの手をかすめながらゴールネットに吸い込まれて成功となった。

 その後、両チームは4人目まで全員が成功し、5人目はともに失敗。サドンデスに突入し、6人目のキッカーで常本が登場した。プレッシャーが重くのしかかるなか、常本はGKの逆をついてゴール左にキック。しかし、無情にもボールはクロスバーを叩いて失敗となった。

 窮地に追い込まれたセルベットだが、マルが後攻の相手キッカーとの駆け引きに勝利し、見事なセーブでチームを救う。結果的にPK戦は11人全員が蹴って2巡目に突入した。すると各チーム12人目、両チーム通じて24人目のキッカーとなった後攻のルガーノDFラース・ルーカス・マイのキックをマルがセーブ。ついに決着がつき、セルベットが23年ぶり8回目のスイス杯優勝を果たした。

 セルベットは国内杯王者として来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)に予選3回戦から出場する。ただ、決勝で敗れていてもルガーノがUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)予選2回戦の出場権を持っていたため、リーグ3位のセルベットにEL予選3回戦からの出場権がスライドして与えられていた。
●海外組ガイド

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