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先発したDF全員が途中交代…札幌は5失点大敗、不慣れ4バックに「自分たちでも曖昧になってしまった」

ゲキサカ / 2024年6月3日 0時56分

札幌は5失点完敗

[6.2 J1第17節 東京V 5-3 札幌 味スタ]

 守備の迷いが大量失点という結果につながった。北海道コンサドーレ札幌は5失点で3連敗。DF岡村大八は「DFラインに関して、何かしらの問題があったからこそ失点した。自分たちのミスや関係が悪かったりしたからこその失点があった」と悔しさをにじませた。

 不調にあえぐ札幌は序盤から追いかける展開となった。前半10分にPK献上から先制を許すと、要所で点を取り返すものの、失点を積み重ねていく。ハーフタイムには岡村とDF中村桐耶が途中交代。ペトロヴィッチ監督は交代理由について「DFラインの選手をハーフタイムで変えたのは、攻めないといけないという意図もあった。警告をもらっていることも気にしないといけなかった」と明かしていた。後半28分にはDF家泉怜依も交代し、先発したDF3選手全員がピッチからいなくなった。しかし失点は続き、3-5で完敗となった。

 従来の3バックではなく4バックを敷いた。しかし、対する東京ヴェルディが前線に3選手を置いたことで、DFラインに迷いが生じてしまった。DF中村桐耶は「スタートは4バックで入ろうとしていた」と語る。「だけど相手が1トップ2シャドーだったので3バックに。結局いつも通りの形になった。立ち上がりで4なのか3なのか…自分たちでも曖昧になってしまった」と振り返った。

 岡村も修正していく過程を明かす。「相手が3-4-3で来たので、最初僕たちが4-4-2のブロックで引いて守るのか、マンツーマンで行くのかというところで、結局マンツーマンでハメていくことになった。それで(家泉)怜依を右に出して、馬場(晴也)をボランチの位置に。相手のシャドーにうちの両SBがつく形にした」。それでも失点は続いたことで「ボールホルダーに対してあまりにもゆとりを与えすぎていたのではないか」と疑問をのぞかせていた。

 古巣との初対戦となったDF馬場晴也は「悔しいですね。それだけです。やれているところを見せたかった。試合にも勝ちたかったし、ただただ悔しい」と本音を明かす。守備に関しては、各々の連係面の課題を挙げた。「マンツーでついている選手がやってくれるだろうというのは、たぶんみんなある」。カバーに向かうよりも自分のマークを優先し、その結果でスペースを突かれていたことが、失点につながったと主張していた。

(取材・文 石川祐介)
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