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浜野まいか2発で逆転! 藤野あおば&千葉玲海菜もゲット! なでしこジャパンはパリ五輪前最後の遠征で連勝飾る

ゲキサカ / 2024年6月4日 0時57分

FW浜野まいかが2ゴール(写真は過去のもの)

[6.3 国際親善試合 日本女子 4-1 ニュージーランド女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は3日、国際親善試合でニュージーランド女子代表と対戦。4-1で勝利した。

 今回のスペイン遠征は、夏に開催されるパリ五輪に向けたチーム強化と選手選考が狙いとなる。5月31日に行われたニュージーランドとの第1戦目は2-0で勝利。池田太監督はそこから先発メンバー7人を変更し、3-4-3のシステムで第2戦目に臨んだ。

 ゴールマウスにはGK山下杏也加が立ち、3バックは左からDF南萌華、DF熊谷紗希、DF高橋はな。左のウイングバックにDF北川ひかる、右にDF清水梨紗が入り、ボランチにMF長谷川唯とMF長野風花が並んだ。インサイドハーフの位置にはMF宮澤ひなたとMF藤野あおば。先頭にはFW植木理子が立った。

 試合は立ち上がりから日本がボールを握るも、攻撃に苦しんだ様子。最終ラインからパスで組み立てを図り、長谷川、長野が中央から配給を担う。北川、清水の両サイドや推進力のある宮澤、藤野を起点に植木を狙ったが、うまく収まらなかった。

 すると、先にスコアを動かしたのはニュージーランド。前半22分、左サイドから攻撃を仕掛けると、MFアリー・グリーンのパスを流れるように受けたFWミリー・クレッグがペナルティエリア内へ切り込んでいく。強引な突破から右足でゴールニア上に突き刺した。

 先制を許した日本は前半アディショナルタイム1分、長野の刺すようなパスを相手を背負いながら受けた植木が反転からシュート。ペナルティエリア内で右足を振ったが、こちらは枠を捉えることができなかった。

 日本は1点ビハインドで前半を折り返すと、ハーフタイムに3枚替え。北川、長野、植木を下げてMF谷川萌々子、FW千葉玲海菜、FW浜野まいかを投入した。すると後半4分、左サイドでコーナーキックを得ると、谷川が近場の藤野にパス。インサイドにいた長谷川に預けると、ゴール前に入れたクロスは跳ね返されたが、こぼれ球を浜野が右足で流し込んだ。

 さらに日本は後半15分、敵陣ハーフウェーライン付近でフリーキックを得ると、長谷川がすぐさま前線を狙う。浜野が背後からの浮き球をうまく収めて右足で決めた。

 後半に入って試合を優位に進める日本は同21分、藤野が相手GKに対してプレッシャーを仕掛けると、キックが短くなったところを宮澤がカット。そのボールを藤野が回収して右足で豪快に流し入れた。

 リードを広げた日本は後半27分に宮澤に代えてDF守屋都弥をピッチへ。すると同35分、その守屋がペナルティエリア手前で宙に浮いたボールを頭で流すと、相手の背後に抜け出した千葉がダイレクトで決めてチーム4点目を挙げた。

 日本は後半37分に長谷川を下げてDF古賀塔子を投入。4-1で逃げ切り、パリ五輪前最後の国外遠征を2連勝で飾った。
●パリオリンピック(パリ五輪)特集(サッカー)

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