エンツォ・マレスカ氏がチェルシー新監督に就任! 今季レスターを2部優勝&1年での1部復帰に導く

チェルシー新監督のエンツォ・マレスカ氏

　チェルシーは3日、エンツォ・マレスカ氏(44)が新監督に就任することをクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2029年6月までの5シーズンとなり、1年間の延長オプションが付いている。

　イタリア人のマレスカ氏は、現役時代にユベントスやセビージャなどでプレーし、2017年に引退して指導者の道へ。2022年から2023年までマンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督の下でアシスタントコーチを務め、今季はレスター・シティの指揮官としてチームをチャンピオンシップ(2部)優勝と1年でのプレミアリーグ復帰に導いた。

　マレスカ氏は公式サイト上で「世界最大のクラブの1つであるチェルシーに加わることは、どの監督にとっても夢だ。この機会にとても興奮している。クラブの輝かしい伝統を継続し、ファンの誇りになるようなチームを作り上げるため、非常に才能ある選手やスタッフとともに働くことを楽しみにしている」と喜びや意気込みを語っている。

　チェルシーは昨年夏にマウリシオ・ポチェッティーノ氏を招聘し、今季プレミアリーグを6位でフィニッシュ。先月、双方合意で同氏との契約を解除することを発表していた。
●プレミアリーグ2023-24特集