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前回4年ぶり代表復帰も不完全燃焼に終わったFW小川航基「突出したFWが出てくるのを求められている」

ゲキサカ / 2024年6月5日 0時29分

ミャンマー入り初日の練習を行うFW小川航基(NECナイメヘン)

 今年3月の北中米W杯アジア2次予選で4年3か月ぶりの日本代表復帰を果たしたFW小川航基(NECナイメヘン)だったが、2試合目のアウェー北朝鮮戦が没収試合になった影響により、不完全燃焼のまま活動を終えていた。それでも初挑戦となったオランダの地で結果を出し続け、2度目のチャンスを掴み取った。

 3月のホーム北朝鮮戦(◯1-0)では1点リードの後半36分から出場するも決定機を導くことはできず、アピールは果たせなかった。「1試合中止になってしまったので、僕としては悔しい遠征だった。1戦目も10分しかプレーできなかったけど、その中で何かを見せられる選手はいるし、それができなかった」。今回はチームとして最終予選進出を決めている中での活動となるが、小川自身は「今回の活動にかける思いは強い」とモチベーションは人一倍だ。

 ストライカーであるからには、求めるのは得点という結果。しかし、日本代表のストライカーに求められる役割には真摯に向き合おうとしている。「日本代表で求められるのはそこだけじゃない。守備のところもやらないといけないし、ポストプレー、ゲーム内で関わるところを求められている」。特にW杯本大会を見据えれば、FWの献身性は欠かせない要素だ。

「日本がどうやって勝っていかないといけないのかとなった時、(カタールW杯で)ああいった素晴らしい戦いをしたのは、FWのチェイシングもあった。そこもやっていかないと、全てをやっていかないといけないのもある。もちろん得点を取ることが一番大事だけど、そこもやっていかないといけない」(小川)

 すべては画面越しに見続けてきたW杯の舞台に立ち、いまだ成し遂げられていないベスト8の壁を破るため。「この日本サッカー界で突出したFWが出てくるのを求められていると思うし、その一人になれるのが僕だと思っている。その自信はずっと持っているし、そこは僕じゃないといけないと思っている」。その決意を結果で示すべくミャンマー戦へ。「相手どうこう関係なく、いつも敵は自分だと思っている。しっかり自分に目を向けて得点を求めていきたい」と力を込めた。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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