名古屋が山岸の加入後初ゴールで先制も…柏が後半に追いつきPOラウンド第1戦はドロー

柏対名古屋は1-1で引き分けた

[6.5 ルヴァン杯プレーオフラウンド第1戦 柏1-1名古屋 三協F柏]

　ルヴァン杯プレーオフラウンドの第1戦で対戦した柏レイソルと名古屋グランパスは1-1で引き分けた。第2戦は9日に行う。

　ルヴァン杯は今季より大会方式を大幅に変更。J3を含めたJリーグ全クラブが出場することになり、3回戦までのトーナメント戦を勝ち上がった10チームがホーム&アウェーのプレーオフラウンドに進出。勝ち残った5チームが準々決勝に進出する。

　ともに直近のリーグ戦から中2日で迎えた決戦。柏はFW鵜木郁哉以外の先発10人を変更。GK佐々木雅士は今季初出場となった。対する名古屋はDF内田宅哉、DF三國ケネディエブス、MF稲垣祥以外の8人を変更した。[スタメンはコチラ]

　名古屋がサイドからの攻撃から先制点を奪った。前半15分、右サイドでFW永井謙佑のポストプレーからMF榊原杏太がスルーパスで抜け出す。右足でクロスを上げると、ファーサイドに詰めたFW山岸祐也がヘディングで決める。今季より福岡から加入した山岸は、移籍後初ゴールになった。

　名古屋は前半20分にも山岸のシュートから波状攻撃を作るが、佐々木の好セーブもあって柏守備陣にかき出されてしまう。柏は同32分にFW小屋松知哉のパスを左エリア内で受けたDFジエゴが強烈な左足シュートで狙うが、惜しくもポストを直撃した。

　名古屋は1点リードで折り返した後半、FW永井謙佑に代えてFW倍井謙、前半12分に惜しいFKを蹴っていたMF山中亮輔に代えてMF中山克広を投入する。柏も後半17分に3枚替え。小屋松、鵜木、ジエゴを下げてMFマテウス・サヴィオ、MF山田雄士、DF三丸拡を送り込む。

　すると後半27分、柏に同点弾が決まる。右サイドからMF島村拓弥が中にパスを出すと、MF高嶺朋樹がエリア手前から左足でミドルシュートを狙う。これが左サイドネットに突き刺さり、スコアがタイに戻った。

　終盤も両チーム交代枠を使いながらゲームを進める。ただスコアはこのまま動くことはなく、“前半90分”を1-1で折り返した。第2戦は9日、場所を豊田スタジアムに変えて16時にキックオフする。
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