北欧で飛躍したパリ世代…公立中体連出身FW鈴木唯人がA代表デビューへ「チャンスをしっかり掴んでいかないと」

　なお、今回の代表では世代のエリートコースを走ってきた同世代のMF久保建英(ソシエダ)と初対面となった。「歳とか年齢とかあんまり気にすることもないし、自分にずっと矢印を向けてやってきたので特別に意識したことはない」と話すように過度な意識はしていないというが、練習では同じチームでプレー。「(試合でも)一緒にプレーする可能性もあるので、しっかりといい関係でプレーできれば」と共演に期待をうかがわせた。

　そうして迎える初のA代表戦。森保一監督はミャンマー戦に向け、「唯人を起用するのであれば途中からの起用になると思う」とまずはベンチスタートから慣らす方針だ。鈴木も気負うつもりはない。「目に見える結果が一番のアピールになると思うけど、自分のドリブルなり、アイデアなり、攻撃でうまくいい起点となり続けて存在感を残せる感じになれば一番いい」と冷静に構え、A代表デビューに向けて着実に準備を進めている。

(取材・文　竹内達也)
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