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パリ五輪OA選出の可能性に遠藤航「スタンスとしては選ばれたら貢献したい」協会&リバプールが最終決定へ

ゲキサカ / 2024年6月6日 1時25分

日本代表MF遠藤航(リバプール)

 日本代表MF遠藤航(リバプール)が5日、北中米W杯アジア2次予選ミャンマー戦(6日、ヤンゴン)の前日練習後、報道陣の取材に応じ、パリ五輪オーバーエイジ(OA)枠での出場の可能性に言及した。2016年のリオ五輪と20年の東京五輪(OA枠)に出場した実績を持つ遠藤は3度目の出場に前向きな姿勢を示しつつも、「クラブと協会が話していく中で最終的に決定するんじゃないかと思う」と慎重な見通しを語った。

 国際Aマッチデー期間外に行われる五輪はクラブに派遣義務がないため、オーバーエイジ枠の出場交渉が特に難航している。そうした中、遠藤は「個人的には代表でプレーすることは常に光栄だと思っているし、U-23だろうが、五輪世代だろうが、A代表だろうが気持ちは変わらない。ラージグループに入っていることは僕も認知しているし、スタンスとしては選ばれたら代表に貢献したい思いでいる」と出場に前向きな姿勢を示した。

 一方、出場のためには日本サッカー協会(JFA)がリバプールの合意を取り付けることが必要になるため、「僕が最終的に決めることではない。そのスタンスだけ(協会とクラブに)伝えているという感じ」と遠藤。リバプールは来季からアルネ・スロット新監督の就任が決まっており、五輪出場の場合は新指揮官の下でプレシーズンを過ごす時間が短くなるという中、「リバプールの新しい監督がそれに対して何と言うかというところもある。クラブと協会が話していく中で最終的に決定するんじゃないかと思う」と展望を述べた。

 そんな遠藤は今季、4シーズンを過ごしたシュツットガルトを離れ、リバプールに完全移籍。当初はローテーション要員としての起用が続いたが、アジア杯直前の12月から主力に定着すると、終わってみればプレミアリーグ29試合、UEFAヨーロッパリーグ(EL)9試合に出場し、大きく評価を高める1年を過ごした。

 遠藤は今季について「プレミアでの高いレベルの経験が個人的には良かったと思う。W杯が終わって、他の国の上に行くような選手たちは普段からタフな日程の中でチャンピオンズリーグをやったり、リーグ戦も高いレベルの中でやっていて、いまはその環境に自分が身を置いていることが一番のメリットであり、選手としてのやりがい」と総括。その上で「あとはこのレベルで試合に出続けることが大事だと思うし、個人として何が大きく伸びたかをいうのは難しいけど、練習しての成長という意味では、選手として着実に良い経験をしているんじゃないかと思う」と手応えを述べた。

 また今季最後の活動となる日本代表の6月シリーズ2試合に向けて「まずこの代表が節目。最後しっかり2試合戦って少しゆっくり休む時間があればいい」と前向きに臨む構え。来季に向けては「監督が変わるというところで自分にとってもそうだけど、リバプールにとって節目の大きな1年になる。新たなチャレンジの1年になっていくと思うのでみんなでいい準備をしていければ」と意気込みを口にしていた。

(取材・文 竹内達也)
●北中米W杯アジア2次予選特集

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