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[MOM4729]長崎総合科学大附FW坂本錠(3年)_ストライカーの役割果たした後半。ゴール前で勝負し、3発

ゲキサカ / 2024年6月7日 10時34分

長崎総合科学大附高FW坂本錠(3年=川崎市立川中島中出身)は3得点の活躍

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.6 インターハイ長崎県予選準決勝 長崎総合科学大附高 4-0 佐世保実高 長崎県立百花台公園 サッカー場]

 長崎総合科学大附高FW坂本錠(3年=川崎市立川中島中出身)が後半だけで3得点。まずは0-0の後半開始直後、左クロスにMF高橋駿介(3年)が飛び込み、こぼれ球をゴールへ蹴り込んだ。

「高橋が潰れてくれたんで。落ちてくるだろうと予測して、あとは(定方敏和)監督からゴール前は落ち着けって言われてるんで、それが(瞬間的に)脳に来て落ち着きました」と坂本。前半はシュート6本を放ったが、空回りして決めることができなかった。

 決めるべきところで決め切れなかったことによってチームの雰囲気も悪くなっていることを実感。それでも、ハーフタイムに「絶対自分が決める!」「(どんどん)ボールを入れて」と宣言して迎えた後半開始直後に決めて長崎総科大附を勢いづけた。

 坂本はさらに16分、MF宇土尊琉(3年)の右CKをファーサイドで合わせる。「CKで宇土がいいボール蹴ってくれて、練習で結構セットプレーの練習してるんで、いいイメージ持って入れたかなと思います。来た方向にそのまま返すイメージ」で距離の長いヘッドを決めた。そして後半31分、MF松下昊稀(3年)の左クロスを頭で合わせて3点目。「触るだけでした」と感謝の一撃でハットトリックを達成した。
 
 これで今大会は4戦連発で計7得点。フィジカルトレーニングの成果で入学から5kg体重を増やすなど屈強だが、決して起用なタイプではない。定方監督は「あそこに専念させたい」とPAで勝負できるストライカーに育成していく方針だ。

 指揮官やチームメートからの期待に応えようと、「中で勝負して欲しいって(定方)監督に言ってもらっている。絶対自分が取るっていう気持ちが強くなりました」。毎週火曜日の1000mを3分20秒以内、6本のメニューに精力的に取り組んで走力が向上。点を取るためのポジショニング、予測力も意識して高めてきた。

 7日は国見高との決勝。新人戦で対戦した際、坂本は無得点に終わり、敗れている。「絶対勝つっていう気持ちで全員練習してきたんで、自分も借りがあるんで、前回ゴール決めれなくて仕事できなかったんで、今度こそは絶対自分が仕事して、チームを勝たしたいって気持ちはあります」。ストライカーの役割を決勝でも果たし、全国出場を決める。

(取材・文 吉田太郎)

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