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FIFA主要大会史上初“リクエスト方式”のビデオ判定「VS」採用へ!! ヤングなでしこ出場のU-20女子W杯で実施

ゲキサカ / 2024年6月7日 22時20分

VSでのレビューの様子

 国際サッカー連盟(FIFA)は今月、U-20女子ワールドカップで新たなビデオ判定システムの「フットボール・ビデオ・サポート(VS)」を導入すると発表した。FIFA主要大会では初導入となる。

 VSはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の運用に必要な予算や人員が不足している大会に向けたビデオ判定制度。FIFAユースカップで試験運用されたことが先月のFIFA総会で公表されていた。

 VARとは異なって映像を常にチェックする審判員は用意されず、監督の“リクエスト”を受けて主審がレビューを行う。監督は1試合に2回のリクエスト権を持ち、判定が変わった場合は成功とみなされて回数は減らない。対象はVARと同じく得点、PK、一発退場、人間違いのカード提示の4事象で、はっきりとした明白な間違いがあった場合に判定が変わる。ただ、FIFAによるとゴール時はリクエストの有無に関わらず第4審判員が映像を確認し、レビューが必要か判断するという。

 FIFAはVSの運用に関する詳細を改めて発表するとしている。その上で「VARは非常に成功したシステムだと証明されている」と示し、VARに代わってVSがスタンダートとなることは否定。予算や人員不足の大会に向けたものだと強調した。カメラ台数も少ないため、映像から決定的な証拠が見つからず判定が変わらないケースも想定しているという。

 U-20女子ワールドカップには日本の参加も決まっており、グループリーグでニュージーランド、ガーナ、オーストリアと対戦する。

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