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予選開幕直前にボランチへ。三田学園の2年生MF佐伯太壱がハートの強さ表現し、守備や左足キックで兵庫準決勝突破に貢献

ゲキサカ / 2024年6月8日 9時9分

三田学園高MF佐伯太壱(2年=ヴィッセル神戸伊丹U-15出身)は中盤で攻守両面で奮闘

[6.7 インターハイ兵庫県予選準決勝 滝川二高 1-3 三田学園高 アスパ五色メイン]

 インターハイ予選直前に右サイドハーフからボランチへコンバート。サブから先発のチャンスを掴んだMF佐伯太壱(2年=ヴィッセル神戸伊丹U-15出身)が、三田学園高の中盤で印象的な動きを見せた。

「(滝川二高は)18番(MF三宅蔵ノ助)、中盤のところが上手いから、そこを徹底的に潰せるように。 攻撃はFWが頑張ってくれるんで、そこに(ボールを)落とす感じでっていうイメージはありました」と佐伯。正確な左足から縦パスを通し、1-1の後半4分にはデザインされたCKから先制点を演出した。

 特に光っていたのが、守備面だ。福島康太監督が「左足に目が行きがちなんですけど、アイツは守備も行けるんです。これからが凄く楽しみなんです」と説明するように、鋭いアプローチでボールを絡め取る。試合終盤の苦しい時間帯にもゴール前に戻って相手のチャンスを阻止していた。

 指揮官は、「アイツはハートがいいです。もう勝ちたいって思いが強いから。(どちらかというとサラッとした選手が多い中、)もう気持ちを前面に出せるタイプなんで」。学年リーダーでもある佐伯は自覚して声も。負けん気の強いMFは、プレー、声で“ギラギラ感”を表現していた。

「全国に行くのがこの学校での目標なんで、それに持っていけるように練習から励んでいる」というインターハイ出場まであと1勝。学力も高いというレフティーが、決勝でも気持ちで、プレーで目の前の相手を上回る。

(取材・文 吉田太郎)


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