「ストーリー通り」に試合進めた作陽学園、難敵・岡山学芸館が待つ決勝へ!! 敗れた就実はさらなるレベルアップ誓う
ゲキサカ / 2024年6月8日 18時26分
2019年に昇格したプリンスリーグ中国で残留を続けて定着し、着実に力を伸ばしているものの、悲願の全国大会に届かない戦いが続いている。大谷監督は選手たちに「このままでは選手権予選も勝てない。練習やプリンスリーグ中国で積み上げてきたものを、(予選の)トーナメントで出せるだけの強さ、メンタルを持たなければいけない」と問いかけたことを明かし、さらなるレベルアップを誓った。
作陽学園は競り合いを制し、準々決勝に続く1-0勝利。酒井貴政監督は「相手は前線にタメを作れる選手がいるので、時間を与えないようにする。相手のディフェンスラインに直接アタックする。そうすると(相手の)選手間が空いてくるので、そこでプレーできる選手が活躍する。点が取れたら、相手に合わせて対応する。そういうストーリーどおりだった」と振り返った。
校舎移転を機に作陽高から校名を変更した昨年度、プリンスリーグ中国で9位に終わって降格となり、今年度は県リーグで戦っている。「プリンスリーグ中国とは強度が全然違う」(酒井監督)環境でチーム力を高めるべく、土曜日の県リーグに続いて、日曜日は練習試合を実施。インターハイ予選、選手権予選と同様の週末連戦で鍛えてきた。
その週末連戦で行われる9日の決勝では、昨年度までインターハイは3大会連続、高校選手権も3年連続で出場しており、2022年度の高校選手権では県勢初の全国制覇を成し遂げている岡山学芸館と対戦する。酒井監督も「立ち位置は逆転していると思っている」と認める難敵だが、「チャレンジャーとして、相手の良さを消し、こちらの良さを出すことにトライして結果を出したい」と語り、もちろん譲るつもりはないことを強調した。
(取材・文 石倉利英)
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