[MOM4731]岡山学芸館FW奥野新(3年)_“本来のポジション”での起用に応える先制点!! 強力2トップがライバルも「負けたくない」
ゲキサカ / 2024年6月8日 19時57分
[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.8 インターハイ岡山県予選準決勝 岡山学芸館高 3-1 創志学園高 岡山県美作ラグビー・サッカー場]
チーム最初のチャンスを逃さなかった。前半5分(35分ハーフ)、岡山学芸館高はMF岡野錠司(3年)がロングスローを投げ入れると、ゴール前で混戦に。浮き球が左サイドにこぼれ、落下点にはFW奥野新(3年)がいた。
「打つしかないと思って、ダイレクで打ちました。コースは見えていた」という右足シュートで振り抜き、鮮やかにファーサイドのネットを揺らして先制点。背番号20は感情を爆発させ、大きなジャンプとガッツポーズで喜びを表現した。
「香西と太田ばかり注目されていたので、自分も負けたくないという気持ちを、ずっと持っていました。チャンスが来たので、ここで決めてやろうと思っていた」という。今年度の岡山学芸館はFW香西健心(3年)とFW太田修次郎(3年)の強力2トップを擁しているが、この日は負傷明けの太田が控えスタートとなったことで、奥野が香西との2トップで先発出場した。
期待に応える活躍でチームを勢いに乗せると、その後も後半32分に退くまで攻守両面で精力的なプレーを披露。期待に応えたストライカーを、高原良明監督も「高さがあってクロスボールを仕留めることができるし、シュートの精度が高い。見事に決めてくれた」と称賛した。
首位を走るプリンスリーグ中国で1得点を決めているものの、主戦場はBチームが参戦している県リーグ。今予選の出場機会も初戦のみ、途中出場でセンターバックに入った。本来のポジションでの先発出場を「めちゃくちゃ緊張した」と振り返るが、「応援の力がすごくて、やらなければいけないと思いました。すごく気持ちが入って、ゴールを決めることができた」と仲間の後押しに感謝する。
作陽学園高と対戦する9日の決勝に向けて「まだ誰が出るか分かりませんが、出ることができたら今日のようにゴールを決めて、絶対に優勝したい」と力強く語った。決勝の大舞台でもヒーローになり、チームを4大会連続8回目の出場に導いてみせる。
(取材・文 石倉利英)
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