J2首位・清水が藤枝との“県勢対決”を制して2試合ぶり白星
ゲキサカ / 2024年6月8日 20時0分
[6.8 J2第19節 清水 1-0 藤枝 アイスタ]
J2リーグは8日、第19節を開催した。首位清水エスパルスはホームで10位藤枝MYFCと対戦し、1-0で勝利した。
首位独走に向けて2試合ぶりの勝利を狙う清水と、2連勝を目指す藤枝との“県勢対決”。試合は立ち上がりから一進一退の攻防となった。
清水は前半18分、MF乾貴士が左サイドからドリブルで仕掛けると、カットインから右足でシュートを狙う。ペナルティエリア内で相手選手に当たりディフレクション。そのボールをFW北川航也が押し込もうとしたが、枠を外れた。
最終ラインから組み立てる藤枝に対して前線からプレッシャーを仕掛ける清水。前半35分にはGK北村海チディの縦パスをMF中村亮太朗が敵陣中央でカットすると左のMFルーカス・ブラガに預ける。持ち込んで左足のシュートを放ったが、ゴールとはならなかった。
押し込まれる時間帯が続いた藤枝だが中央での守備でチャンスを作る。前半42分、自陣ハーフウェーライン付近でボールを回収すると、MF西矢健人が前線にパスを通す。FW矢村健が右足で豪快なシュートを打ったが、ここはGK権田修一の好セーブに遭った。
試合はスコアレスのまま前半を折り返すと、後半も意地と意地がぶつかる。そうした中、より多く好機を作ったのは清水。すると後半22分、左サイドでボールを受けた乾がインサイドに持ち込みながら逆の北川にパスを通すと、右足で落ち着いて流し込んだ。
1点ビハインドの藤枝は交代枠を使いながら反撃を試みる。後半35分には2枚替え。来季の加入が内定しているFW閑田隼人(大阪学院大/特別指定選手)が投入され、Jリーグデビューを果たした。
藤枝は後半43分、矢村がペナルティエリア手前から豪快に左足を振るも、ここは権田がビッグセーブ。左に飛んできたボールに目一杯体を伸ばして弾き出した。
試合は清水が北川のゴールを守り抜いて1-0で勝利。2試合ぶりの白星を飾った。
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