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[MOM4732]作陽学園FW大西卓磨(3年)_決勝へと導いた冷静なフィニッシュ!! チームの狙いを体現した攻撃のキーマン

ゲキサカ / 2024年6月8日 20時49分

決勝点を記録した作陽学園高FW大西卓磨(3年)

[6.8 インターハイ岡山県予選準決勝 作陽学園高 1-0 就実高 岡山県美作ラグビー・サッカー場]

 スコアレスの緊張状態が続いていた後半11分(35分ハーフ)、作陽学園高はDF小椋翔太(3年)が最終ラインから右サイドのスペースにロングパス。ボールの行く手では、FW大西卓磨(3年)が完璧なタイミングで相手の最終ラインをすり抜けていた。

「サイドバックの裏のスペースは、チームとして狙っていたので、動き出しを意識していました。ファーストタッチが少し大きくなったのですが、GKが出てこなかったので」と振り返るプレーからのビッグチャンス。最後はGKの動きを冷静に見極め、「いつも練習している形なので、落ち着いていた」という軽く浮かせた右足シュートで仕上げた。

 前半からスペースに抜けるランニングや、体を張って競り合う動きを繰り返し、酒井貴政監督が「狙いを持って動き出したり、体をちゃんと(相手に)つけることができる」と語る持ち味を発揮。「久城(FW久城壮司=3年)と自分をターゲットにして攻めるのが、いまのウチのスタイル。自分が前線で体を張れないと、みんなが苦しくなる」との責任感をプレーで表現し、準々決勝に続いて1-0勝利の決勝点を決めた。

 予選が始まる前は「ゴールが決まらなかったり、苦しい時期もあった」というが、「予選に入ってからは一丸となって、チームの調子も上がってきている」と自信をのぞかせる。9日の決勝の相手は、昨年度まで3大会連続で全国大会に出場している岡山学芸館高。「相手も強いFWが2人いますが、自分たちもいるぞ、ということを見せつける戦いにしたい」と語るように、決勝でもゴールを決めて勝利に貢献するつもりだ。

(取材・文 石倉利英) 
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