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[MOM4733]神戸弘陵FW石橋瀬凪(3年)_自分を信じて、左サイドで躍動する新10番。待望の予選初ゴール

ゲキサカ / 2024年6月8日 21時7分

神戸弘陵高の10番FW石橋瀬凪(3年=ヴィッセル神戸U-15出身)がドリブルシュートを打ち込む

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[6.7 インターハイ兵庫県予選準決勝 神戸弘陵高 3-0 AIE国際高 アスパ五色メイン]

 新10番が待望のインターハイ予選初ゴールだ。神戸弘陵高は前半18分、FW大垣颯楽(3年)の右アーリークロスがファーサイドのFW石橋瀬凪(3年=ヴィッセル神戸U-15出身)へ届く。10番はコントロールからニアへ右足シュート。先制点からわずか2分後の追加点でAIE国際高を突き放した。

 石橋は「右サイドからいいボールが上がってきて、『もう、決めなあかんな』っていう距離だったんで、決め切れてよかった。キーパーの出方見て、ニアが開くなっていうのと、後ろからのディフェンスも来てなかったんで、ニアに流し込むだけだった。(決められて)ホッとしました」と微笑んだ。

 プリンスリーグ関西1部開幕戦で京都U-18からゴールを決めているものの、インターハイ予選はここまで無得点。谷純一監督からは「チャンスは作るけど、なかなか決まらずっていう……」点を指摘されていた。

 この日も左サイドを個の力で突破しながらDFにシュートブロックされ、折り返しを相手の身体に当ててしまうなど、ラストの部分が課題になっていた。それでも、「総体、0点で取ったんで、ここで取りたいなって気持ちはありました」という一戦での1点は、今後へ向けて大きなモノになりそうだ。

 先輩の10番を超える。前任者は、日本高校選抜にも選出された強力ドリブラーのMF北藤朔(現関西学院大)だ。「やっぱ去年の10番凄くて、それでも『自分ならできるな』っていうか、自分信じて ずっとプレーしてきたんで、そんな重みはないです」と石橋。昨冬の選手権・神村学園高戦でヘディング弾を決めたほか、右サイドで躍動感のあるドリブルを見せていた石橋は今年、“抜ける”コツを掴んで強豪チーム相手でも存在感を示している。

 現在は得意とする左サイドを担当。「(昨年、左サイドでプレーした)北藤君は狭いところが上手かったけれど、自分はサイドの1対1とか自信あるんで。縦行ってからのことがまだ課題ですけど、そこを上げていきたい。1人は抜けるんですけど、1人抜いた後、2人目が来た時に ちょっとタッチが大きくなってしまったりというのがまだあるんで、2人目も抜けるようになったらもっといけるなと思います」。尊敬しているという先輩とはタイプが異なるが、スケール感の大きな長身アタッカーは先輩のように兵庫決勝でも自分の武器をゴールと白星に結びつける。

(取材・文 吉田太郎)

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